「今後はキムタクと山Pなど〝夢の顔合わせ〟も!?」加速する旧ジャニ×辞めジャニ共演の未来

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東京と神戸での「対バンイベント」を発表した横山(左)と渋谷

コラボイベントに賛否の声があがったが…

『SUPER EIGHT』の横山裕(44)と、元メンバーの渋谷すばる(43)が出演する対バンイベント『横山裕×渋谷すばる』が、9月20日と21日に神戸ワールド記念ホール、10月3日から5日まで東京ガーデンシアターにて開催されることが、7月26日に発表された。

同イベントは、両名によるツーマンライブ形式で実施。横山は《友達でもあり、戦友でもあり、そして僕が最も尊敬しているボーカリストの渋谷すばると同じステージで闘えることを嬉しく思います》とのコメントを発表。渋谷も《夢のようなステージにお声がけ頂き、嬉しいです! 横山裕と渋谷すばるだからこそ作れる、最高のイベントをお届けします!》とコメントしていた。

渋谷は’18年末でグループを脱退し、旧ジャニーズ事務所を退所。以後、ソロアーティストとして活動している。対バンイベントの発表に先駆け、6月にリリースされた横山のソロアルバム『ROCK TO YOU』の収録曲『繋がる』の作曲を担当し、ボーカルとしても参加していた。

「2人が仕事で関わることに対し、ネットの反応は正直微妙でした。《解散してもおかしくない状況で、eighter(SUPER EIGHTファンの愛称)の為に踏ん張ってくれた他のメンバーの気持ちは?》、《違和感しかない》など、横山以外のメンバーの胸中を察したコメントが多い。その一方で、《こんな企画ができるようになったのはすごい》との声もあがっています」(音楽業界関係者)

そして、「流れ」は変わった

旧ジャニーズの体制下、とくに故・ジャニー喜多川氏、その姉の故・メリー喜多川氏の存命中には〝辞めジャニ〟と呼ばれる退所組の活動をメディアが取り上げることはほとんどなく、地上波に出演することもなかった。ましてや旧ジャニーズタレントとの共演などありえなかった。

’17年9月、元SMAPの稲垣吾郎(51)、草彅剛(51)、香取慎吾(48)が退所して立ち上げた『新しい地図』も、活動開始当初は地上波には出られなかった。しかし、3人はインターネットTV・ABEMAやSNSなど、旧ジャニーズ勢がまだ未開の領域で、なおかつ地上波出演に頼らないビジネスを確立している。

’19年7月に公正取引委員会が旧ジャニーズ事務所に対して、独占禁止法違反の疑いで注意処分を下したことが明らかになった。『新しい地図』の3人を出演させないようテレビ局に圧力をかけた疑いがあると判断されたことで、少し流れが変わった。これをきっかけに3人は徐々に地上波への出演が増える。決定的に変わったのはジャニー氏、メリー氏の死後に発覚した’23年の旧ジャニーズの性加害問題がきっかけだった。

「一連の問題で旧ジャニーズ事務所は社名変更を余儀なくされ、所属タレントたちのマネジメント業務はSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)が引き継ぐことになりました。その結果、〝辞めジャニ〟である新しい地図や、元『King & Prince』の平野紫耀(28)、神宮寺勇太(27)、岸優太(29)の『Number_i』などが所属する『TOBE』勢が、STARTO社のタレントとテレビで共演することが当たり前になったのです」(スポーツ紙芸能記者)

それでも横山と渋谷のように、共同でイベントを開催するのは画期的だ。今後はさらに〝辞めジャニ〟とSTARTO社タレントのコラボは加速していくのでは、という声もあがっている。

今後期待される〝辞めジャニ〟×STARTOタレントのコラボ

「山下智久(40)、赤西仁(41)ら、絶大な人気のあった辞めジャニ勢と、STARTO社のタレントが共演すれば話題になることは必至。今後は単独で共演に動くSTARTO社のタレントが出てくるでしょう。ソロ歌手で活動する木村拓哉(52)はこれまでにも、山下と接点があるので、共演が期待されます」(レコード会社関係者)

WOWOWで今年1月から7月まで放送されたドキュメンタリー番組『7 S.T.A.R.S.〜7つの答え〜佐藤アツヒロが繋ぐ光GENJIの現在』では、STARTO社に所属する佐藤アツヒロ(51)が、大沢樹生(56)ら光GENJIの元メンバーの元を訪れて対談を行っている。このような状況を迎えたことについて、長年、旧ジャニーズ事務所を取材してきた芸能ジャーナリストの二田一比古氏はこう解説する。

「昔、メリーさんはオートレーサーに転向した元SMAPの森且行(51)のことを聞かれ、『森などという人間は最初からいなかった!』と発言しました。このように、旧ジャニーズを辞めること、イコール芸能界に居場所がなくなるといわれるほど、事務所の力が強かったのです。当然、各スポーツ紙やテレビ各局は忖度して辞めジャニを取り上げません。スポーツ紙などは、ジャニーズ所属タレントと辞めジャニの記事を並べたり、同じ面に掲載しないようにするほど配慮していました」

しかし、時代は変わり、STARTO社は原則的に所属タレントと専属契約ではなく、エージェント契約に。タレントたちの選択の幅が広がり、自主性が重んじられることになったのだという。

「新体制に変わったことで、横山と渋谷のような仕事もできるようになりました。同じグループの元メンバー同士は気心が知れているので、今後、山下が『NEWS』のメンバーと、赤西は解散した『KAT-TUN』の元メンバーである中丸雄一(41)や上田竜也(41)と、コラボすることもあるのではないでしょうか。ただし、その際にグループの楽曲が歌えるかどうかというのが、超えるべき高い〝ハードル〟になりそうです」(二田氏)

横山と渋谷に続く、STARTO社タレントと辞めジャニのコラボが期待される。

 

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脱退する前の’17年10月に横山裕、村上信五とともにホルモン屋を訪れていた渋谷。グループの中でも3人はとくに仲が良く、ファンから「三馬鹿」と呼ばれて親しまれていた
’19年12月、紅白のリハでのSUPER EIGHT(当時は関ジャニ∞)。渋谷は’18年末で脱退している
横山は『24時間テレビ』のマラソンランナーを務めることでも話題だ(’19年12月、紅白のリハ時)

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