男性を対象にしたビューティーアワード「第5回 Men's Beauty アワード 授賞式」が開催され、奥田瑛二さん、庄司智春さん、糸井嘉男さんら各部門の受賞者が登壇しました。

「Beautyミドル部門」を受賞したのは、「ひろみちおにいさん」こと、佐藤弘道さん。佐藤さんは、去年6月に『脊髄梗塞』を発症して入院。下半身まひで一時は歩けない状態にありましたが、懸命なリハビリにより、歩けるまでに回復したことを報告していました。

佐藤さんは、しっかりとした足取りで登場するとトロフィーを受け取り、“昔の子どもたち、こんにちはー!”と、「ひろみちおにいさん」らしい挨拶。“去年の今頃は、まだリハビリ病院で入院をしていました。今こうして立っているんですけれど、見た目ではわからないので常にヘルプマークを「何かあった時にはみなさんに助けていただきたいな」と思いながら持ち歩いています”と、自身の持つヘルプマークを紹介しました。

現状については、“腰回りのここが神経がなくて、触られてもシャワーのお湯をかけても全くわからない。股関節から下が、24時間痺れっぱなし。足の指もどれくらい曲がっているかわからないような状況で、体の中心を探りながら立っているような状態です”と、説明。“頑張ってリハビリやって歩けるようになって、ここまで回復できて良かった”と、笑顔で語りました。

授賞式後の囲み取材では、“リハビリは週に2〜3回行って、パーソナルトレーナーさんもついてくださっている。歩みは遅いですけど、ちょっとずつ前には進んでいる気がします”と、話した佐藤さん。

続けて、“バランスの神経が切れてしまっているので、上半身と下半身がくっついていない感じです”と、あらためて現状を説明すると、“運動神経の大きな元が切れても、周りの細かい神経を繋げていくような作業を今している。そういった意味では、小さい頃からの運動習慣というのが大事だったのかなと思っています”と、小さい頃からの運動がいま助けになっていると分析していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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