今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第20週「見上げてごらん夜の星を」(第97回)が12日に放送され、登美子(松嶋菜々子)がのぶ(今田)の前で夢について語り涙をこぼすと、ネット上には「寂しすぎやしませんか?」「切なく悲しい」「登美子お母さんの話で涙」などの声が集まった。
独立した嵩が黒板に書いた仕事のスケジュールを見て、その充実ぶりに声を弾ませるのぶ。しかしそれは、のぶを心配させまいと嵩がついた“うそ”だった。
一方、のぶは鉄子(戸田恵子)から突然、秘書の仕事を解雇される。鉄子は新しい勤め先を紹介するとはいうものの、のぶは解雇されたことを嵩になかなか言い出すことができない。
数日後、のぶは義母・登美子の家を訪ねる。そこでのぶは、失業したことを打ち明ける。登美子は女性が外で働くことの苦労について理解を示し、のぶに同情しつつも、なぜそこまでして嵩を支えようとするのかを聞く。
これにのぶは“嵩と一緒に、一生をかけて探しているものがある”と答える。すると登美子は「またぁ…夢みたいなこと言って…」とポツリ。するとのぶは「あの…お義母さんの夢はなんですか?」とたずねる。
登美子は「私の夢…」と遠い目をしながらつぶやくと、優しく微笑みながら「あの日に帰ることね…」と告げる。そして登美子は、早逝した夫・清(二宮和也)や嵩たちとの穏やかな暮らしを振り返り「短い間だったけど幸せだった」と打ち明ける。さらに彼女は、清について「あの人がいなくなってから…胸に空洞が出来て、風が吹き抜けていくのよ」と話し涙をこぼすのだった…。
登美子が夢について語り、涙をこぼす姿が描かれると、ネット上には「夢は「過去に戻ること」だなんて、寂しすぎやしませんか?」「登美子さんの時は止まったままなんだろうなぁ」「切なく悲しい」「登美子さんの涙に泣くわ」「登美子お母さんの話で涙」といった反響が寄せられていた。
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