元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏(45)が16日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午)に出演。部活動の“連帯責任”に言及し、自身の思い出を振り返った。
番組では、広島・広陵高校の野球部員が下級生への暴力行為が判明し、第107回全国高校野球選手権大会で2回戦への出場を辞退したことについて取り上げた。
杉村氏は小学生時代からテニスに取り組み、高校時代は強豪校に在籍。国体の少年男子ダブルスで優勝した経験もある。
「古い古い、30年も前の話ですからあれですけど…」としつつ、「僕もインターハイ優勝目指して、国体優勝目指して頑張っていたから。当時から連帯責任ですからね。僕の学年に、一言でいうとどうしようもないヤツがいたんです。どうしようもないのがいてね」と切り出した。
その部員について、「たとえばね…“タバコの香り”がするわけですよ。どうしようもないでしょ? そんなこと見つかったら、もう全部ダメになっちゃうから。『お前、吸ってねえだろうな?』『吸ってない』『なんでこんなに臭いんだよ!』『親がヘビースモーカーだ』って…」と言い合ったことを明かした。
「以来、大会が終わるまで、もう、ずーっと密着。カバンのなかも毎回チェックして。『お前が問題起こしたら、俺が出られなくなるから』って」
杉村氏が徹底的にマークして注意していたことに触れ、「そういう意味では、僕は連帯責任の一つの抑止力を実感したことはあるんですけども、今の時代に適切かは分かりません」と語った。
さらに「30年前の話ですけどね、高校生ですから。言う事を聞かないから『お前、ぶっ飛ばすぞ』って言ったら、『お前、ぶっ飛ばしたら出られなくなるぞ』って。もう頭くるんだけどね!」と笑わせ、「そいつ、今立派になってます。いろいろあったけど、立派になってます!」とフォローしていた。
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