歌手、松山千春（69）が17日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」（日曜後9・0）に生出演。トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は15日（日本時間16日）、米アラスカ州アンカレジの米軍基地で直接会談に臨んだことについて語った。
トランプ氏によると、最大の焦点だったウクライナ停戦に向けた合意には至らず。プーチン氏は「危機の根本的な原因を除去しなければならない」と従来の強硬な主張を繰り返した。
松山は「プーチンはほんとにしたたかだな。ああいうタイプのよ、政治家って日本にいないよな。あれだけさ、悪いことやっててさ、それでデッカイ態度してだぞ。考えられないよな。しかもお前、会談中もロシアはウクライナを攻めてたんだからな。お前、こんなことあり得るか？ 俺、アメリカの大統領だったらさ、『お前、俺と話してるときぐらいね、攻撃はやめなさい。一旦停止しなさい』ぐらいのことは言うけどな。この先、どうなって行くのか、ほんとに期待しながら自分たちも見守っていきたいなとは思ってます」と明かしていた。
3年半続くロシアによるウクライナ侵攻の開始後、米露首脳が対面したのは初めて。ロシア通信によると、会談は2時間45分で、予定より早く切り上げられた。トランプ氏は共同記者発表で「多くの点で合意したが、大きな問題がいくつか残っている」と述べたが、詳細の説明は避けた。質問は受け付けず、険しい表情で会場を後にした。
■松山 千春（まつやま・ちはる）本名同じ。1955（昭和30）年12月16日生まれ。北海道足寄町出身。足寄高卒業後、75年に「全国フォーク音楽祭」北海道大会への出場をきっかけに、77年にシングル「旅立ち」でデビュー。以降、多くのヒット曲を生み出す。
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