少食だったがストレスで大食いに…体の中で何が起こった?

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身長155cm、体重38kgのほっそり体型、22歳・看護学生のちーさんは、うどん10玉、冷麺12人前、5合分の巨大おにぎり、さらにパックアイス2kgに生クリーム1kgをぶっかけて完食してしまう。こんなに食べてなぜ太らないのか、彼女の体には一体何が起きているのか? 

2003年、千葉県で3人兄弟の末っ子として生まれたちーさん。家族はみなほっそり体型で、その理由の一つが食事のスタイルにあった。彼女の家では旅館のようなお膳で料理を出し、出てくる食事はおひたし、煮物、焼き魚など健康的なものばかりだった。

中学・高校もほっそり体型のまま。18年間、大食いどころか食に興味がない状態だったという。

看護師を目指して大学に進学したちーさんだが、コロナ禍による生活の変化で週の半分はリモート授業。誰とも話せない、友達もできない、外出もできないという状況が、かなりのストレスとなった。

テスト期間でストレスがマックスだったある日、母が作り置きしたいつものカレーを何気なく食べると衝撃が。今まで感じたことのない、感動の美味しさだった。

カレーを何度もおかわりしても満腹にならず、続いて冷凍うどんが目に飛び込んできた。早速3玉を続けて食べ、「食べるのって、こんなに幸せなんだ」と実感することに。

これが彼女の大食いスイッチが入った瞬間。ちーさんは満腹という感覚がピンとこない人だった。翌日、「昨日結構食べた」と思いながらもお腹は出ていない。「昨日いっぱいトイレ行ったからか」と気づく。彼女は昨日から4回もトイレに行っていたのだ。

それからというもの、特に心が疲れたときには貯めたお金を握りしめ食べ放題へ。寿司を60貫食べたこともあった。特にハマったのがラーメンで、とんこつの香りと空になったどんぶりを置くことが快感になり追加注文を重ね、ついには夢の中にもラーメンが登場。

やがて動画投稿でお小遣い稼ぎも開始。そんな食生活が約半年続いたある日、油そば3kgを完食して賞金5000円をもらった際、友人が彼女の背中の変化に気づく。たくさん食べるとお腹だけでなく背中が張るという珍しい体質だったのだ。

今回、“ラーメンはしご”の様子に密着。朝8時、体重40kg、ウエスト59cmの状態からスタート。1軒目では早速油そばをわずか15分で完食。この時点でズボンからお腹がぽっこり出ているが、背中はあまり変化なし。

その後、ケーキやかき氷、ジュースも追加してペロッと完食。2時間半後にはラーメン500gとチーズカレーを、3時間半後には麺600gの特大ラーメンを完食し、最後にメロン半玉で締めくくった。

こうして、朝8時のラーメンから15時間で、ラーメン4杯、スイーツ7個、カレーなどが彼女の胃袋に!体重は6kg以上増加し、お腹周りは約20cmも増えて78cmに。そして途中、背中について常に「張ってるなっていう(感じ)。かちかち」と明かしていた。

検査をすると驚くべき事実が判明。食前のMRI画像では胃袋が小さく写っているが、食後は胃が縦に伸び切っており、別の角度では確かに背中が膨らんでいることが確認された。

野村浩介医師によると「この背骨は空腹の時は湾曲しているんですが、食後は胃によって押されている影響で比較的まっすぐな背骨になっています。おそらくこの影響で食後背中が張るというような症状が出ていると思われます」といい、「かなり珍しいと思います。僕は見たことはないです」と驚きの様子。

おそらく彼女はたくさん食べて背骨を圧迫するほど胃が伸び、それにより人よりたくさん食べられると思われる。そして翌日にはスッキリしているのも、やはり快便タイプだからだった。

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