「嘘だろ!?」ツッコミどころ満載のシーンも全力で演技…『どんど晴れ』から18年、“真面目すぎる女優”比嘉愛未(39)が再評価される理由

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 櫻井翔主演の連続ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)が毎週土曜の夜にSNSを賑わせている。

 本作は、2023年の『大病院占拠』、2024年の『新空港占拠』に続く大人気の「占拠」シリーズ第3弾。櫻井翔演じる刑事・武蔵三郎が、人質の命と引き換えに次々と要求を突きつけてくる正体不明の武装集団に立ち向かうタイムリミットバトルサスペンスだ。

 シリーズごとに犯人役と人質役のキャストは一新されるが、ある女優は毎回人質になっている。武蔵の妻・裕子に扮する比嘉愛未だ。


比嘉愛未 ©時事通信社

3年連続で“人質”を演じる比嘉愛未

 裕子は敏腕心臓外科医で、『大病院占拠』では当時勤めていた界星堂病院が鬼の面をかぶった武装集団「百鬼夜行」によって占拠される形で人質となった。また『新空港占拠』では謎の男に連れ回されたり、首に時限爆弾を仕掛けられたりと散々な目に。

 今回もドラマの医療監修で娘のえみり(吉田帆乃華)とテレビ局を訪れていたところ、妖怪の面をかぶった武装集団「妖」に人質に取られる。

 こうして3年連続で人質役を演じることになった比嘉は、制作発表会見で「“人質慣れ”してもよくないので、毎回新鮮な気持ちを保つのが大変です」と語り、記者たちを笑わせていた。故郷の沖縄で育まれた陽気さと飾らない人柄は比嘉の大きな魅力だ。

 比嘉は中学の時、高校受験のために通っていた学習塾の先生の紹介で沖縄のモデル事務所に所属。2004年、映画『ニライカナイからの手紙』への出演オファーが舞い込み、沖縄・竹富島で暮らす地元の女子高生役で俳優デビューを果たした。比嘉は社会勉強のつもりで出演したが、数行の台詞でNGを出してしまった悔しさから本格的に女優を目指すことになったという(※1「週刊文春」2022年11月3日号)。

 そして猛反対する両親からどうにか1年の猶予を得て、高校卒業後に貯金20万円を握りしめて上京。モラトリアムの終わりが迫る中、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』のオーディションで応募者2156人の中から見事、ヒロインの浅倉夏美役に大抜擢されたのだ。

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