日本を訪れる多くの外国人旅行者が驚くこととして、街の清潔さや整備された公共空間が挙げられます。日本に3か月の長期滞在をしているスウェーデン人も、母国との環境の違いに驚きを隠せません。日本の街が清潔なのに「全然ない」と感じたものとはいったいなんだったのでしょうか。
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日本の清潔さと静かなことに驚き
スウェーデンから初めて日本へやってきた、ヨハンさん。アイスショーの日本公演のために3か月間、日本に滞在しています。日本の各都市をまわった後は、アジアツアーに出かける予定なのだとか。プロのアーティストとして充実した日々を過ごしています。
長期で日本に滞在しているヨハンさんに、日本での生活について聞いてみると、母国との違いを率直に語ってくれました。
「街が清潔で、すごく静かだね。スウェーデンも清潔だけど、ここまでじゃない」
環境パフォーマンス指数(EPI)報告書によると、スウェーデンは2023年に世界で2番目に清潔な国々のひとつに選ばれています。そんなスウェーデンから来たヨハンさんであっても、衛生的な日本の街の様子に驚いたといいます。
「ゴミ箱が全然ない」
「あと一番の違いは、見渡す限り、ゴミ箱が全然ないこと。ないよね? スウェーデンだったらどこにでもあるから」
観光庁が2024年に実施した訪日外国人旅行者の受入環境に関する調査によると、旅行中に困ったことの最上位は「ごみ箱の少なさ」(30.1%)でした。 この数値は前回調査から5%ポイント以上も増加しており、多くの外国人観光客が直面している問題であることがわかります。
ヨハンさんは、文化の違いを感じながらも、日本の滞在を楽しんでいる様子。残りの滞在でも、さまざまな発見があると良いですね。
Hint-Pot編集部
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