元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)が25日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演。過去の暴言を語った。
番組では一茂が、元巨人の槙原寛己氏、元木大介氏とともに昭和、平成のプロ野球の映像を振り返った。一茂は、この話題に触れられると「またこの人が絡んでんだよ」と槙原氏をさした。
一茂は「僕がバントを失敗したんですよ。前日くらいに。で次の日がジャイアンツ球場で全体練習で、バント失敗したのが僕だけ。僕がいけないんですけど。当時土井(正三)コーチという立教大学の先輩が『一茂ちょっと来い』ってことで。『昨日のバントはな』というところから始まりまして。本来であればみんな全体練習でランニングとかキャッチボールとか、全部一緒なんですけど。僕だけ最初から離脱させられまして。『お前だけこのグラウンドで、俺がいいって言うまでバントやっとけ』って言われまして、ずっとバントやってたんですよ」と語った。
一茂は「だいたい午前中いっぱいでバッティング練習終わって、昼飯に入るんですけどそれでも終わんないんですよ。何時間も自分でバントして、自分でボール拾って自分でマシンにボール入れて、またバントしてってことをずっとやって。土井さんいるかなって思って、全然来ないんですよ」と1人で延々バント練習をしていたことを明かした。
一茂は「昼飯のときにみんな見てくるんですけど、『あいつまだやってるぞ』みたいな感じの声も聞こえながら。やっとそこで土井さんが僕にバントやらせてるの気づいたんでしょうね、『もういいぞ』みたいな感じで。終わったんですけど、あまりにも頭にきて」と当時の本音を語った。
一茂は「練習が終わったあとに雨天練習場に上がっていったら槙さんいたんですよ。槙さんが俺がバントさせられていたことを知ってるんですよ。ニコっと俺の方笑って、『一茂どうだった』ってたき付けに近いようなことを言ったんですよ。この人(槙原氏)は笑ってるわけ、俺がいじめられて面白いから。俺は本当に頭きて。で記者が全紙いるの知らなくて。そこで俺がこの人が笑ってるからブチ切れたんですよ。土井さんに対して。『なんなんだアイツは何様なんだ』ってブチ切れた。それを全部(記者が聞いていた)」と明かした。
一茂は「俺は、あなた(槙原氏)に言ったの」と主張。「あなたと関係性で、キャンプも一緒だったし、槙さんはそういうことを言っても笑ってわかってくれてたし、と思ったら、全紙いたの」と語った。
槙原氏は「絶対に新聞出るなと思った。でもエキサイト止まらないから言いたいことだけ言って荷物置いてそのまま帰っていった。そうしたら新聞記者がざわめいてるわけ、で俺集めて、『頼むから、このことだけは明日絶対書くなよ』って、そうしたらみんなは返事しないんですよ。『約束だからな』って帰ったんですよ。全紙一面でした」と全貌を明かした。
槙原氏は「1発2軍落ちの罰金だもんね」と語り、一茂は「翌日、全員の前で謝罪させられまして、罰金払って、そのまま2軍です」と明かした。
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