「あんぱん」八木信之介役“モデルの一部”確定!嵩の詩集「愛する歌」は九州コットンセンターから出版へ

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 女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は26日、第107話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、戦争に翻弄されながら激動の時代を生き抜き、「逆転しない正義」にたどり着く柳井夫妻、のぶと嵩の軌跡を描く。

 第107話は、八木信之介(妻夫木聡)のひらめきにより、柳井嵩(北村匠海)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文されるほどの売れ行き。さらに八木は「もっと詩を書け」とハッパをかけたものの、柳井のぶ(今田美桜)は思わず「うちの人は漫画家ですから、そんなに次から次へと詩は書けません」と反論してしまい…という展開。

 嵩は「これまで出会った人たちが、僕の詩の源なんだよ。寛伯父さん、千代子伯母さん、ヤムさん、千尋、あと死んだお父さんも。みんなの顔を思い浮かべると、言葉がどんどん浮かぶんだ。あふれてくるんだよ、どんどんどんど。もちろん、のぶちゃんのことも」。早速、鉛筆を動かした。

 八木は出版部門を設立、最初の作品は嵩の詩集だと、木月アキラ(齊藤友暁)粕谷将暉(田中俊介)に宣言。「戦争を経験した俺たちの会社の目標は何だ?人を幸せにすることだろ。そのためにはまず、優しさや思いやりの気持ちを広げたい。あいつの詩には、その力がある」と熱弁を振るった。

 後日、八木は柳井家へ。「これは、素晴らしい叙情詩で…メルヘンだ」。出版部設立を報告し、詩集のタイトルを考えるよう頼んだ。嵩は帰り際の八木を呼び止める。

 嵩「『愛する歌』というのは、どうでしょうか」「これらの詩は、あまり世に知られることはないに違いない。けれども、僕にとっては愛する歌なんだという意味です。お恥ずかしい」。

 八木「決まりだな」

 史実としては、やなせ氏が47歳の1966年(昭和41年)、処女詩集「愛する歌」は「山梨シルクセンター(現・サンリオ)」から出版。同社の業績を押し上げるほどの売れ行きとなった。八木信之介役はサンリオ社長・辻信太郎氏を一部モデルとしている。

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