日本時間2025年8月22日、ベンチでリラックスして笑顔を見せる大谷翔平/共同通信
日本時間8月25日には45号ホームランを放った大谷翔平。ナショナルリーグのホームラン王争い、同リーグ西地区で優勝争いを繰り広げており、シーズンは佳境に向かっている。
オフシーズンはハワイで過ごす計画だったが
「8月20日に44号ホームランを打ちました。54本塁打を放った昨年よりも速いペースで量産しており、フィラデルフィア・フィリーズのカイル・シュワバー選手と激しいホームラン王争いをしています。
8月21日はロッキーズ戦に投手として今季10度目の登板に臨みましたが、標高が高く、打者有利とされているロッキーズの本拠地で調子が上がらず、4回5失点で敗戦投手。試合後には“情けない投球内容だった”と反省を口にしていました」(スポーツ紙記者)
3年連続ホームラン王とワールドシリーズ連覇のために、プレーに集中したい大谷だが、球場外では面倒なことに巻き込まれている。
「大谷選手が広告塔になっていたハワイの高級住宅開発計画を巡って、代理人のネズ・バレロ氏とともに訴訟を起こされる事態になりました。バレロ氏の“脅し”によってプロジェクトから不当に排除されたと、アメリカの不動産デベロッパーとブローカーの2人が原告となり、大谷選手とバレロ氏に対して損害賠償を請求しています」(在米ジャーナリスト、以下同)
この件に関して、開発を担う不動産投資会社『キングスバーン・リアルティ・キャピタル』は声明を発表。
《今回の訴えは根拠のないものであり、無意味なもの。2人を外した件について、キングスバーンは全面的に責任を負う》
と、大谷らではなく原告を非難し、自社に責任があるとしている。
大谷も約25億円でこのプロジェクトの1区画を購入。オフシーズンはハワイで過ごす計画であっただろうが、暗礁に乗り上げた。
「2階建てで、地下にはスパ付きのプールも併設された母屋のほかに、トレーニングルームがある離れが建設される予定でした。大谷選手が購入したことが明らかになった2024年4月時点では今年の夏に完成予定だったのが、工期は大幅に遅れています。オフシーズンには家族でゆっくり過ごせて自主トレもできる環境のはずが、まさかの訴訟沙汰に。“いわくつき”になってしまったことを考えると、ここに別荘を構えるかどうか、わかりません」
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