「ひろゆき」こと実業家の西村博之さん(48)が28日、X(旧ツイッター)を更新。自民党の萩生田光一元政調会長を巡り、しんぶん赤旗が報じたスクープに、さもありなんとたった6文字で反応した。
赤旗は27日、萩生田氏が昨年10月にあった総選挙で「選挙事務所」として届け出た建物のうち、複数の家主が「貸した覚えがない」と証言した、と報じた。告示日から毎日、計12カ所の選挙事務所を移動させたが、「事務所賃料」の領収書として選管に提出したのは8月中旬時点で3カ所分のみだったという。賃料を企業に払っていない場合、無償提供という形の献金にあたり、政治資金規正法に触れる疑いがあるとしている。
ひろゆきさんは、このネット記事を引用した上で、「裏金議員仕草」とひと言のみ記した。「仕草」はネット上で、ある特性、特徴を持つ人の「やりがちな行動」や「〇〇っぽい」ということを指す言葉。
旧安倍派5人衆だった萩生田氏を巡っては、政治資金パーティー裏金事件で、東京地検特捜部が今月15日、1952万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反(虚偽記入)の罪で、牛久保敏文政策秘書(46)を略式起訴し、東京簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。萩生田氏自身の不起訴はこれまでに確定しているものの、裏金事件を巡っては解明がまったく進んでいない状況で、あらためて説明責任を求める有権者の声は依然強い。
ひろゆきさんの投稿に「裏金議員の真骨頂、また出たね」「控えめに言って詐欺では…」「萩生田氏は大ピンチですね」「秘書を雇用してないのと、ほぼ同じ構図やと思うんやけどな」「またトカゲの尻尾切りになるんだろうなー」「どうせ萩生田本人は知らぬ存ぜぬで押し通すんだろうけど、何回目だよ!監督責任はよ‼」などの声が寄せられた。
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