7月に放送がスタートしたドラマもそろそろ中盤にさしかかる時期になった。そこで、本誌はアンケート調査を実施。「がっかりしたドラマはどれ?」を、全国のドラマ好きの20代か60代の女性500人にきいた。
対象としたのは、7月スタートで、プライムタイムに民放で放送されている16作品。そのなかから、もっとも「がっかりした」ドラマをひとつだけ選んでもらった。
【第5位】『明日はもっと、いい日になる』33票
主演・福原遥/フジテレビ系/月曜21時
「主人公に共感できない。重いテーマを描いてはいるけど、きれいごとみたいなことばかり」(20代・パート・福岡県)
「リアリティがない話。夏だからラブストーリーでよかったのでは」(20代・無職・北海道)
福原遥がフジ月9初主演。児童相談所を舞台に、個性的な面々が子どもたちやその親までも救っていくハートフルヒューマンドラマ。もとは航空業界を舞台にしたドラマを制作予定だったが、フジテレビの一連の問題の影響で変更に。ツイてない……。
【第4位】『19番目のカルテ』40票
主演・松本潤/日曜21時/TBS系
「予告を見て期待していたが、思ったより普通の話だった。期待が大きすぎた」(50代・主婦・北海道)
「松潤の演技がしっくりこない。どうやっても医者には見えない」(40代・会社員・神奈川県)
病気ではなく、人を診る19番目の新領域「総合診療科」の医師を描く。松本は初の医師役に挑戦。視聴率も第3話までの平均が11%で、TBS日曜劇場にしては、やや苦戦中だ。
【第3位】『放送局占拠』46票
主演・櫻井翔/日本テレビ系/土曜21時
「シリーズが同じ展開でさすがに飽きる」(50代・医療系・熊本県)
「1・2作目が人気だったので見てみたが、自分にはハマらなかった。子どもとか若い人向けでしょう」(40代・主婦・長野県)
占拠シリーズ第3弾。武装集団が誰かという推理と、コメディ要素を楽しむドラマになっており、ハマらない人にはハマらないようだ。
【第2位】『愛の、がっこう。』49票
主演・木村文乃/フジテレビ系/木曜22時
「ストーリーが安っぽすぎる。ラウールも木村文乃もこんなドラマに出てほしくなかった」(40代・会社員・東京都)
「ラウール目当てで見たけど、田中みな実が無理。見ていてなぜか恥ずかしくなる」(30代・会社員・東京都)
真面目な高校教師と、Snow Manのラウールが演じるホストが出会い、互いに惹かれていく姿を描くラブストーリー。田中みな実はヒロインの親友役。6月末に改正風営法が施行され、ホストクラブの広告が規制されており、「こんなときに放送する意味がわからない」との意見も。
【第1位】『ちはやふる-めぐり-』50票
主演・當真あみ/日本テレビ系/水曜22時
「やっぱり前作のほうがおもしろい。地味だね。比べちゃいけないかもしれないけど」(50代・無職・埼玉県)
「映画が好きだったので期待したけど、う〜ん。連ドラじゃなくて2時間ドラマでよかったんじゃない?」(30代・無職・岐阜県)
広瀬すず主演で、2016年から3部作で実写映画化された大ヒット作の10年後の世界を描く。夏ドラマらしい青春ものだが、やはり映画と比べてしまうという意見が多かった。
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