開幕から4か月、万博会場になぜカエルや鳥の巣? 設計建築士が明かす“森”の秘密

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 大阪・関西万博の大屋根リングを設計した建築家・藤本壮介氏(54)が4日放送のTOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月〜木曜後1・00)にゲスト出演。会場設計について語った。

 大屋根リングの中心に森や池が設けられた万博会場。実際に訪れたというパーソナリティの山崎が「びっくりして。鳥の巣とかあるじゃないですか?」と切り出すと、藤本氏は「鳥とか、最近はカエルですね」と自然の生き物たちが生息していることを明かした。

 続けて「万博の一番真ん中って一番大事な所。そこに何を置こうかっていうのは実は結構悩んだ」というが「これからの時代を考えると人工物じゃないな、むしろ自然のものを」と森を設けた経緯を語った。

 大阪近辺の公園などで密に生えすぎて栄養状態が悪くなってしまった木々たちを間引いて搬入、適切な密度で会場内に植えたといい「周りの森も再生するし、会場の新しい森も再生するというコンセプトで作った」と明かした。

 さらに万博会場は森から作り始めたといい、通常であれば木を植えたりするのは最後だというが「それだと本当の森にならないだろうということで。木を植えて1年経つと下草が生えたり、カエルたちも土から出てきたり、あたかも昔からあったような森になった」と説明した。

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