さまざまな人の本音に対し、本音で斬り込む、赤裸々音声バラエティ『耳の穴かっぽじって聞け!』。
8月4日(月)に放送された同番組にエハラマサヒロが出演。“嫌いな芸人”として他の芸人から名指しされることについて本音を明かすと、MCのウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶにも思うところはあったようで…。

モノマネなど多彩な才能で、『R-1グランプリ』2年連続準優勝の結果を残したこともあるピン芸人・エハラマサヒロ。しかしその器用さが災いし、“芸人から嫌われる芸人”と言われることも。
今回はエハラが「嫌われ芸人の生き方」と題し、これまでの芸人人生を文章にしたためた。
「芸人みんなから嫌われる芸人」というキャラクターを受け入れられるようになったのはここ数年ほどの話で、それまでは事あるごとに傷つき苦しんでいたと切り出したエハラ。1年目からすでに、玄人受けしない芸風と調子乗りで自慢したがりの性格、楽屋で偉そうにはしゃぐ態度で陰口を叩かれていたという。

しかし当時はなぜ嫌われるのかわかっておらず、いろいろなところで悪い評判は広まる。仕事が増えると、嫉妬で嫌われもした。“鼻につく”のが自分の強みだとわかり、鼻につくキャラクターのネタを作ったところ、それがウケてテレビに出演できるようになった。しかし、必死にそのキャラを演じているうちに今度は世間から嫌われるようになってしまった。
すると、世間の共感を得られるからか、他の芸人に“嫌いな芸人”として名前を出されることが増えたのだそう。「エハラを悪く言えばウケると勘違いした芸人が、まるまる嘘のエピソードをテレビでしゃべっていたことも多々あった」とも明かしたが、それを否定したところで「芸人がなに本気になってんねん、おもろない」と言われてしまうため黙っていたという。

この告白を真剣な表情で聞いていたとろサーモン・久保田かずのぶは、「意外と俺らと共通点ある」と口を開く。それは「嫌われてることをネタにして、世間に嫌われたけど、ネタでは受け入れられる」こと。これを「魂の引き換えはしてるやん」と表現した久保田は、好きな芸をやって売れているエハラについて「芸人で“今幸せです”って言えるやつ何人おる?」とも語っていた。
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