甲子園出場中の広陵をたたくX民に注意喚起「自分自身が誹謗中傷の加害者」53歳元芸人が指摘

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元お笑い芸人でタレントのスマイリーキクチ(53)が7日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。第107回全国高校野球選手権大会に出場中の広陵(広島)をめぐるネット上の臆測、誹謗(ひぼう)中傷に警鐘を鳴らした。

広陵は6日、一部報道で出ていた暴力事案について声明を発表。「令和7年1月に本校で発生した不適切事案について」とし「被害を受けられた生徒ならびにその保護者の皆さまには、重ねて深くおわびを申し上げます」などと謝罪した。

ネット上では暴力事案に関与したとみられる選手の顔写真と名前が拡散される異常事態となっている。

キクチは「広陵高校の野球部員の暴行という情報の中で、現在ネット上で加害者を特定したと名前や顔写真が拡散されています。その人物は本当に加害者なのか、情報提供者は何者か、第一に被害者がこの状況を望んでいるのか考えましょう」と投げかけた。その上で「本人は悪を成敗してるつもりでしょうが、自分自身が“誹謗中傷の加害者”です」と指摘した。

キクチの投稿に対し「被害者の家族が加害者関係者の顔写真を載せるのをやめて欲しいという書き込みをしたという情報があるが、それを知らずに正義の記者気取りの事件と無関係の第三者が延々と書き込みを止めないのをシステム側で制御出来るようにするべきだと思う。運営側が禁止ワードを設定するとかさ」「私刑に走りがちな垢、追随しがちな垢、扇動してしまう垢をシステム側がAIで感知して警告するくらいの事できそうに思うんですけどね」「被害者が望んでるかどうかは部外者が言ってはいけないと思う。それを言っていいのは家族くらいのもの。『加害者として出てる画像は本人じゃないかもしれないからやめましょう』くらいならわかるけれども」などと書き込まれていた。

6日、広陵がさらに発表した声明の中で「当時の2年生部員4名が1年生部員1名に対して、それぞれが個別に被害生徒の部屋を訪れ、暴力を伴う不適切な行為をしたことが判明しました」とし、「本校は、調査の結果、令和7年2月14日までに関係者に対する指導及び再発防止策の策定をいたしました」と続けた。

すでに硬式野球部として厳重注意を受け、暴力を伴う不適切な行為をした4名の部員は事件判明日から1カ月の公式戦出場禁止の処分を受けている。

大会本部も「出場の判断に変更はありません」と発表。6日の午後10時すぎに報道陣に説明した日本高野連の井本亘事務局長も「SNS等で拡散されている事案の内容と日本高野連に報告された内容に違いはあったが、学校側から報告していただいた内容以外に新たな事実関係はない」と話した。

広陵は7日に旭川志峯(北北海道)との初戦を予定している。

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