67歳元スーパーアイドル「仕事は失神しない限りなくならないんです」超多忙時代の壮絶エピ披露

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ピンク・レディーのケイこと歌手増田惠子(67)が9日、TOKYO FM「川島明そもそもの話」(土曜午後5時)に出演。ピンク・レディーがスーパーアイドルとして一世を風靡した超多忙時代の壮絶エピソードを明かした。

この日、増田は大ブームを巻き起こしたピンク・レディーの結成秘話や、大忙しだった時期の秘話エピソードなどをいくつも披露した。

その中で人気絶頂期の、日本武道館ライブの直前に腹膜炎になった話を振り返った。入院先で院長から腹膜炎と診断され、緊急手術を受けることに。大忙しで寝る時間もなかったころだったため、増田は病院の手術ベッドの上で、麻酔用の注射器を持ってる医師に「先生、局部(麻酔)ですか?全身(麻酔)ですか?」と聞き、「局部だよ」と答えた医師に「全身(麻酔)にしてください。私、今しか寝る時ない」と訴えた凄まじい話を振り返り「寝たかったんですよ」とその理由を説明した。

川島が「はぁ?へえ!“麻酔で寝させてくれ”と。それぐらいギリギリの…(忙しさだった)」と驚愕すると、増田は「そう。それで、(麻酔で記憶がなくなって、目が覚めて)気が付いたらベッドの上にいたんですね。第一声が“あ、親子丼は?”って言ったんですって」と続けた。

本来2週間入院が必要で、膿を取り切るため手術の切り口を朝晩ガーゼ交換したという。しかし、2週間入院しなければならないところを、8日間で退院。入院から9日目にリハーサルをやって、10日目に日本武道館ライブのステージに立ったという。

増田は「先生も“(武道館ライブ出演は)絶対無理だ。絶対許可しない”って言われたんだけれども、私が“どうしてもやりたい”と。だって初めての武道館でチケットは完売で、しかも私は8日間も休んでる。申し訳ない。私はステージに立ちたい…。で、本番当日は院長先生も武道館に来てもらってガーゼ交換をしてもらって。“これしみてくるぞ”って思ったんです。それでラップを(腹部に)自分で巻いて(ステージに立った)」とさらに強烈なエピソードを明かした。

さらに驚いた川島が「“超人”すぎて、寝てないとかのレベルじゃないですよね。 命かけて。その全身麻酔が久々の睡眠…」と絶句すると、増田は「あっははは!そうですね」と笑い飛ばした。

そして増田は「だって(暮れでさらに忙しい)12月の中旬ぐらいだったんですよ。だから本当に寝てなかった」。ただ大成功に終わった武道館ライブの後、当時住んでいたホテルの部屋で寝に入ったところ、事務所の人に「もう1本あるから」と言われ、当日中、テレビの歌番組出演に向かったという。

川島が「(歌番組出演に)行ったんですか?」と聞くと、増田は「行くじゃないですか。意識があるから。あの、仕事は“失神しない限りなくならない”んですよ。失神しても(残した仕事が)あくる日に回っちゃうから、失神しないようにいつもどこかにつかまってたんですよ」と強烈なプロ意識を明かした。

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