きょう8月9日、俳優の木南晴夏が40歳の誕生日を迎えた。折しも兵庫・西宮の甲子園球場では夏の高校野球が開催中だが、大阪出身の木南が芸能界に入るきっかけは、高校1年生だった2001年に朝日放送のキャンペーンガール「夏の高校野球PR女子高生」に選ばれたことだった。

8月9日に誕生日を迎えた木南晴夏 ©文藝春秋
ホリプロのオーディションでグランプリを獲得
もともと芸能の世界に興味があり、それを知っていた母から勧められて応募したところ合格。夏休みのあいだ、生放送で天気予報を担当したり、バラエティ番組に出演するなどした。このときの仕事が面白くて、本格的にやってみたいと思い、続けざまに大手芸能事務所であるホリプロ主催の「ホリプロNEW STAR AUDITION」を受け、見事グランプリを獲得して芸能界入りする。
ちなみに翌2002年の「夏の高校野球PR女子高生」は木南と同い年の相武紗季が務めた。じつは二人は同じバレエ教室(相武の母が先生をしていた)に通っており、子供の頃から知り合いだった。
相武が高校野球にハマり、キャンペーンガールに応募したのも、テレビに木南が出ているのを見たのがきっかけだという。二人は姉がそれぞれミュージカル俳優の木南清香(現在は主にカメラマンとして活動中)、元タカラジェンヌの音花ゆりと、姉妹そろって芸能の道に進んだという点でも共通する。
4歳上の姉と比べて…「私はどんくさい子でした」
木南の場合、4歳上の姉のする習い事はバレエを含めて全部後追いで習っていた。ミュージカル教室にも姉妹で通う。姉の清香によれば、《私はやる気がみなぎっていて、どんな小さなことも聞き逃すまいと前方でレッスンを受けるタイプ。/それに対して、妹は教室の後ろで控えめにレッスンを受けているおっとりしたタイプでした》という(「コクリコ」2021年9月28日配信)。妹の木南から見ても《姉は前に出るタイプで、口も達者で頭も切れる。逆に私はどんくさい子でした》(『週刊文春』2020年4月2日号)。
そんな彼女がミュージカル教室の発表会で、習い始めて間もないにもかかわらず主役に抜擢されたときには、姉は劣等感を抱いたりうらやんだりせず、かわいい妹が抜擢されたことをうれしく感じたとか。
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