女優、二階堂ふみ（30）とお笑いコンビ、メイプル超合金のカズレーザー（41）が10日、双方の公式サイトなどで結婚したことを発表した。2017年4月の日本テレビ系特番で初共演して約8年。これまで番組で二階堂がカズレーザーのファンであることを公言していたが、交際は公になっておらず、まさに日本中が驚く11歳差の電撃婚。金髪芸人が国民的女優を射止める特大金星をあげた。
交際自体が公になっていなかった異色カップルが電撃ゴールインだ。
この日夕、それぞれの公式サイトで結婚を報告。二階堂のXでは連名の文書を掲載し「如何せん二人共に個性やこだわりが強いもので、時には衝突し時には落ち込むこともありましょうが、最後は笑って前を向ける、そんなゆるく朗らかな家庭を築いていきたいと思います」と喜びをつづった後、直筆で「4649！」と書き添えた。
複数の関係者の話を総合すると、婚姻届を提出したのは、ごく最近。今月に入って秘密裏に結婚発表を調整してきたようだが、いまもカズレーザーは芸人仲間とシェアハウスで暮らしているといい、近い関係者も驚くほどの極秘交際だった。
ただ、二階堂はこれまでもカズレーザー好きを公言していた。2016年9月に日本テレビ系「火曜サプライズ」で、好きな男性のタイプがカズレーザーであると明かし「顔がかっこいい」と告白。17年4月の同局系「DASHでイッテQ！行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO．1決定戦 2017春」で初共演した際には「カズ様とお会いしたかったんです」と公開告白し、「この後、ご飯行きましょうよ」と誘われ、顔を赤らめる場面もあった。
19年2月にフジテレビ系「VS嵐」で共演した際も、二階堂が好意を明かすなど猛アタック。カズレーザーは「まさかこんなきっかけで付き合えるとは思わなかった」とジョークを飛ばしていたが、その後、交際に発展していったとみられる。
二階堂はヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「エール」や主演映画「翔んで埼玉」シリーズなど話題作に多数出演するスター女優。9月5日には映画「遠い山なみの光」の公開を控える。
一方のカズレーザーはトレードマークの金髪や真っ赤な衣装と歯にきぬ着せぬ発言で注目され、博識でクイズ番組にも多数出演。11日には月・金曜日スペシャルキャスターを務めるフジ系「サン！シャイン」（前8・14）に出演予定。どんな報告をするのか注目される。
★相方・安藤なつ「御幸せに」
この日、カズレーザーの相方、安藤なつ（44）は公式YouTubeチャンネルで結婚を祝福。無言でヤリイカを食べ続ける動画を投稿して、最後に「ご馳走様でした」と書かれたテロップとともに、カズレーザーと二階堂に当てたとみられる「末永く御幸せに」とのメッセージを小さく添えた。
■二階堂ふみ（にかいどう・ふみ） 1994（平成6）年9月21日生まれ、30歳。沖縄・那覇市出身。12歳のとき、フリーペーパー「沖縄美少女図鑑」に掲載されたのを機にスカウトされて芸能界入り。ファッション誌「ニコラ」専属モデルを務め、2007年に日テレ系「受験の神様」で女優デビュー。映画「ガマの油」「ヒミズ」、NHK大河ドラマ「平清盛」など話題作に多数出演。20年前期NHK朝ドラ「エール」でヒロインを務め、同年の第71回NHK紅白歌合戦で紅組司会を担当した。
■カズレーザー （昭和59）7月4日生まれ、41歳。埼玉・加須市出身。同志社大商学部卒。在学中、喜劇研究会に所属し、1年後輩の東口宜隆（さらば青春の光・東ブクロ）とコンビ「フルハウス」で活動するも、卒業時に解散。就職内定を辞退し、タレント養成校、TOKYO☆笑BIZを経てサンミュージック所属のピン芸人としてデビューする。芸名は「仮面ライダーV3」に登場する怪人カニレーザーに由来。2012年、安藤なつを誘って、メイプル超合金を結成し、ボケを担当。
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