女優東ちづる(65)が11日、X(旧ツイッター)を更新。朝日新聞のインタビュー記事を紹介しながら、1985年8月12日に墜落事故を起こした、日本航空123便に搭乗予定だったことを明かした。
事故からまもなく40年。日航機123便は群馬県多野郡上野村の高天原山山中(御巣鷹の尾根)ヘ墜落。乗客509人、乗員数15人が乗っており、計520人が亡くなった。
東は朝日新聞のインタビューに応じた内容を投稿。インタビューでは当時の記憶を語っている。8月11日当日、友人と会う約束で、日航123便で大阪に旅立つ予定だったが、別の友人と会うため便を1つずらしたことで墜落事故を回避したという。40年間、口にしなかった理由も明かしている。
Xでは当該記事を引用した上で「これまで公的には話せなかったし、これからも話さないと心に決めていたのですが、この事故を風化させてはいけない・・という思いも芽生えていて・・マネージャーと話し合って、インタビューに応えることにしました」と経緯を明かした。
そして「この日のことは霧がかかったような感じなのに鮮明に覚えていて、今も涙が止まらなくなる。ご遺族の皆さんのことを考えると記事になることも複雑な思い。『絶対風化させてはいけないとの執念で取材をしています』とジャーナリスト魂のある若い記者だった」と記述。「戦争被爆のことも語り継がなければならないと思う昨今。風化は、歴史を繰り返させるから」とつづった。
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