広陵辞退で東大准教授が高野連を猛批判「ダサい組織。いったん解体して」news23で

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東大の斎藤幸平准教授(40)が11日、メTBS系報道番組「news23」(月〜木午後11時など)に生出演。今夏の甲子園大会の初戦突破後に出場辞退を発表した広陵(広島)について私見を述べた。

番組では、今年1月に複数の野球部員が起こした暴力事案を端緒とした問題で、初戦勝利後に同校の堀正和校長が会見し辞退を発表したことを報道。SNS上で新たな暴力事案もあったとされたことや、辞退の一因に野球部寮への「爆破予告」、同校生徒が登下校の際に誹謗中傷があったことも触れた。

キャスターの小川彩佳から「もっと適切な対応のチャンスがなかったのか」と話題を振られると、斎藤氏は「あったと思いますよね。高野連はもっと最初の段階でしっかり調べるべきだった」と指摘。「確かに私も体育会系だったから分かるけど、多少の理不尽なこととかはあるけれども、これは(被害生徒の)転校とか、相当酷いことが起きている」と語った。

その上で「なのに、高野連はその調査を十分にしなかった。女子はプレーしちゃいけないとか、そういうことは、いちいちうるさいくせに、いじめとか暴力に対しては弱腰。こういう良くない、ダサい組織はいったん解体して、甲子園のあり方自体も見直すべき時に、私は来ていると思う」と強く批判した。

また、被害者の保護者のものとされる投稿が注目されるなどSNSで騒動が拡散したことを念頭に、斎藤氏は「SNSは確かに良くない面もありますけど、見方によっては高校側とか高野連側が隠蔽(いんぺい)してきた面もあると思うし、十分な調査が行われなかったから、どうしても最後に、(状況を)変えるためには、SNSに被害者側が、もしかしたら頼らなければいけなかったかもしれない。今、急に風向きが変わって、今度は加害者側も含めた学校側がかわいそうだ、みたいな空気もちょっとありますけど、まずは被害者の子のプライバシーとか心のケアを一番に考えて欲しいと思います」と強調した。

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