全国高校野球選手権大会は第7日の12日、阪神甲子園球場で2回戦があり、松商学園(長野)は0―3で岡山学芸館に敗れ、4年ぶりの甲子園勝利はならなかった。
松商学園の松宗勝(まつむねまさる)監督の試合後の主な談話は次の通り。
松商学園・松宗勝監督
先取点が欲しかったが、なかなかうちのリズムにできなかった。狙っていたロースコアの展開にはなったが、前半の戦いで雑なプレーが出るなど冷静ではなく、浮ついた感じがあった。
打線も、相手投手にコースに投げられて攻略できなかった。(先発の加藤投手は)立ち上がりに先制され、三回にも失点した中でも乱れることなく、しっかりゲームを作ってくれたと思う。
<1点を先取された直後の二回に初球でスクイズを仕掛けたが失敗した>
警戒されている場面ではあったが、思い切って仕掛けようと思って、早めのスクイズを選択した。完全に(ボールにする)ウエストではなく、打者の動きを見て(投手の)青中君が外して投げてきたと思う。バッテリーがうまかったです。
<五回の好機も生かせなかった>
いろんな選択肢があったが、前半で捉えられているところもあったので、ここはどっしり選手に任せようと思った。
<相手が機動力を使ってきた>
うちと同じようなスタイルだと考えていたので、ある程度イメージは持っていたが、より積極的に動いてきたという印象はある。
<(自分たちは)どんなチームだったか>
秋は初戦敗退、春は県大会にも出場できなかった。そんなチームが5、6月に急成長して甲子園をつかみ取った。選手はやればできるという感覚を得られたと思う。甲子園では負けてしまったので、もう一回ここからどうするかを考えてやってほしいですね。
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