女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は14日、第99話が放送され、朝ドラ&ドラマ初出演となった3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」のボーカル・大森元貴(28)が本格的な歌唱シーンに挑戦。アカペラで名曲「見上げてごらん夜の星を」を歌い上げた。約80秒にわたる圧巻のステージを披露。インターネット上で大反響を呼んだ。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第99話は、いせたくや(大森元貴)と六原永輔(藤堂日向)の勢いに気圧され、柳井嵩(北村匠海)はミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術の仕事を引き受ける。美術のイメージを一任され、愚痴りながらも絵コンテを描き上げる嵩の姿を、柳井のぶ(今田美桜)は微笑ましく見守り…という展開。
定時制高校に通う5人の学生と昼間部の1人の女子学生を描く青春群像劇。
嵩は「明日までに」(たくや)「こんな感じであと3つほど」(永輔)「(まさか、また増えた?)そのまさかです」(たくや)などと無茶振りされる。
たくやは「はい、ストップ、ストップ。また歌入り芝居になってるよ。歌に必然性がなければ、僕たちのミュージカルにならないんだよ。歌に説得力をくれ!」とゲキを飛ばした。
そして、本番前日。通し稽古(ゲネプロ)の後、永輔が細かく修正を加え、たくやと役者たちは戸惑う。永輔はアトリエを出ていき、いったん休憩。
たくやは嵩に「いいものを作る。これを言われちゃうとね、弱いんですよ」「僕も永ちゃんと気持ちは全く同じです。役者のみんなだって本当はそうです。僕は柳井さんからも、同じものを感じてます」「この稽古期間でより一層それを強く感じました」――。
のぶは朝田蘭子(河合優実)と作った差し入れを手にアトリエへ。最終リハーサル。永輔は「せめて、1曲だけでも聴いていってください。素晴らしい曲ができたので」「それではたくちゃん、歌ってください」。役者たちも「先生、お願いします」とリクエストした。
「♪見上げてごらん夜の星を〜」。たくやはアカペラでテーマソングを歌い上げた。
本番のステージ。のぶと嵩は客席から拍手を送った。
第98話(8月13日)、たくやが自ら手掛けたCMソングを口ずさむ場面はあったが、本格的に歌うシーンは今回が初。大森はドラマ劇中初歌唱となった。
SNS上には「たくちゃんのアカペラで感動」「まさかのミセスのライブw」「本来の歌い方ではなく、役として歌っているのがよく分かった」「朝から心に染みました。嵩の最後の表情。早く続きが見たい」「まるで40年前の日航機事故で亡くなられた坂本九さんへの鎮魂歌に思え、泣きそうになった」などの声が続出。大森の本領発揮に絶賛が集まった。
「あんぱん」ミセス大森 朝ドラで圧巻の歌声80秒「見上げてごらん夜の星を」アカペラ「感動」ネット絶賛
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