歌手・斉藤由貴(58)が、今年のNHK紅白歌合戦に出場するのではないかと取りざたされている。
同局は、先月22日に音楽番組「うたコン」で作詞家活動55周年を迎えた松本隆氏の特集番組を組んだ。同氏と言えば寺尾聰の「ルビーの指環」、松田聖子の「赤いスイートピー」など数々の名曲を残したことで知られる。芸能プロ関係者の話。
「『うたコン』の平均世帯視聴率は通常6〜7%くらいですが、松本隆特集の時は約2ポイント上がったと局内で大騒ぎになっているんです。松本さんの偉大さが再認識されています」
紅白の出場条件は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」「NHKへの貢献度」などが挙げられるが、音楽番組出演時の反響も加味されるという。例えば、昨年の紅白に41年ぶりに出場した「THE ALFEE」は、同年放送の音楽番組「SONGS」に出演して話題になったことが判断材料の一つになったとされる。それだけに「松本隆さんも今年の紅白にとっては欠かせない存在になるのでは」と同関係者は話す。
そしてここにきて意外な歌手も候補として取りざたされているというのだ。
「斉藤由貴さんです。松本さん特集の『うたコン』にも出演してデビュー曲であり、代表曲の一つでもある『卒業』を披露しました。もちろん、同曲は松本さん作詞の楽曲なのですが、この時のパフォーマンスが視聴者に好評なんです。なので紅白出場もありえるのではないかと言われています」(同)
斉藤は1986年の第37回紅白歌合戦に出場している。この時、紅組のキャプテン名義で司会進行を務め、自身は大ヒット曲「悲しみよこんにちは」を披露。そしてこれが自身にとって最初で最後の紅白出場となった。
「昨年、『THE ALFEE』は紅白に41年ぶり2回目の出場を果たしました。斉藤さんは今年デビュー40周年という節目の年でもあります。出場しても何ら不思議ではありません」(同)
斉藤は今年の紅白に出場するのか注目だ。
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