「東大落ちてんねやろ?」明石家さんま、クイズ実力者への“学歴イジり”に批判噴出…『東大方程式』でも露呈していた世間とのズレ

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 8月12日に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)での、MC・明石家さんまの発言が物議を醸している。

 

 この日は「双子&三つ子が大集合 フシギな人生SP」企画がおこなわれ、ザ・たっちや「マナカナ」こと三倉茉奈・佳奈など、芸能界の双子・三つ子タレントたちが集結。SNSで波紋を呼んだのは、クイズプレイヤーの東問(ひがしもん)・東言(ひがしごん)と、さんまのやり取りだった。

 

 

 伊沢拓司率いるQuizKnockのメンバーであり、「クイズ界最強の双子」として活躍してきた2人。さんまが「どっちが東大や?」と聞くと、弟の言だけが手を上げた。兄の問が「東京都立大学です」と伝えると、さんまは「東大に2人とも行こうとは思わなかったのか」と尋ね、兄は「落ちたんです」と苦笑い。兄弟の点差は10点と僅差で、ギリギリのところで明暗が分かれたという。これにはさんまも「ごめん……」と気まずそうなそぶりを見せていた。

 

 そして番組終盤、マナカナの2人が勉強で競い合うなか、佳奈が「茉奈がずる賢いタイプで、私が何週間もかけてまとめたテスト用のノートをコピーしたりする」と暴露。その流れで、東問・東言兄弟にも「兄のほうがずる賢い」と話題が振られたところ、兄の問は「僕らは2人いるんで、自分は前から、弟は後ろからで、2人で一個の範囲のノートをまとめて共有してました」と説明した。

 

 だが、さんまは「それで(弟は)東大で、お前は落ちてんねやろ!?」とイジり出した。問は苦笑いしながら「東大になると、そのとき出た問題がわかるかどうか、みたいな運があるんで……」と釈明したが、さんまは再び「落ちてんねやろ!? それさえ認めてくれたらええねん」と追い込んだ。

 

 東問・東言兄弟はさんまのイジりにも笑顔だったが、視聴者はそうはいかなかったようだ。Xでは、さんまの「東大落ち」発言に不快感を示す声があがっている。

 

《東大落ちてるいじり、誰のファンとかじゃないいち視聴者なのに不快に感じた…冗談にしてももっと笑えるいじり方ないのか?》

 

《東言さんと東問さんがさんま御殿出たときに、片方が東大落ちてるいじりを何度かしたのが、何が面白いのかわからなくて不快だった。》

 

《最後の東大落ちた弄りはちょっと、、、面白かったのに、、、最後が台無し、、、》

 

 さんまとしては、いいオチを見つけたと判断したのだろう。だが振り返れば、さんまの“学歴イジり”は、以前からたびたび批判を集めていた。

 

「バラエティ番組のなかで、高学歴をイジるのは“あるある”ですし、東大に落ちた、というのは格好のネタです。さんまさんも、2016年からMCを務めている『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)で、東大生たちをイジり倒すトークを続けてきました。

 

 ただ、あまりに東大生を変人扱いするノリが続き、批判を集めることもありました。2024年の放送回では、当時、博士課程3年だった大津高志さんが、習った中国語を披露しようとして言葉に詰まってしまった姿を笑いながらいじったことで、非難が噴出。今回の“東大落ちイジり”にも少なくない非難が集まっているのであれば、さんまさんの感覚と、世間の感覚がいよいよズレてきているのかもしれません」(芸能記者)

 

“イジり芸”のあり方も問われる時代だ。

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