「ずっと棒読み」「違和感ヤバい」大ブレイク人気女優(41)『ジュラシック・ワールド』での初吹き替え演技が酷評の嵐…プロの声優起用求める声も

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8月8日に日本公開された、「ジュラシック」シリーズ最新作となる『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(以下『ジュラシック・ワールド』)。8〜10日の初週末3日間で、興行収入11億3297万円を記録し、2025年に公開された洋画作品で最速となる10億円を突破するなど、ロケットスタートを見せている。

いっぽうで、ある“不安要素”も指摘されている。公開以後、X上ではこのような指摘が連日のようにあがっているのだ。

《ジュラシック・ワールド復活の大地でスカーレット・ヨハンソンの吹替をやった松本若菜さんは全く抑揚がなくてずっと棒読みなのが気になったな。スカヨハ演じるゾーラが感情を表に出さない無感情なキャラなのかと思ってしまうレベル》 《#ジュラシック・ワールド 観てきたけど主人公の女性の吹き替えの松本若菜って人が棒読み過ぎてヒドかった もう1人の男性の吹き替えこ岩田剛典は違和感なかった》 《ジュラシックワールドの松本若菜って人の吹き替えが酷すぎて集中出来なかった なんでプロの声優にやらせないの?》 《アベンジャーズ ナターシャの吹き替え米倉涼子になれすぎて 今回の松本若菜なんだけで違和感ヤバイ》 《松本若菜?って人のせいで吹替版は台無しだった。知らん人だけど話題稼ぎじゃなくてちゃんとした人使ってほしい。 マジでセリフ回し入ってこなくて緊張感無くなって残念だった》

『ジュラシック・ワールド』は、日本語字幕版に加えて、日本語吹き替え版も上映されており、世界的女優のスカーレット・ヨハンソン演じる元特殊工作員・ゾーラを女優の松本若菜(41)が、キーマンとなるヘンリー・ルーミス博士役を三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(36)が、吹き替えを務めている。他にも芸人のやす子(26)や若手女優の吉川愛(25)が参加するなど、錚々たる人気芸能人が吹き替えに起用されている。

また、女性主人公は「ジュラシック」シリーズ初で、本作で映画の吹き替え初挑戦となる松本は、抜擢された際の気持ちについて、7月1日に行われたイベントで「お話をいただいた時、『え?私ってどういうこと?』ってすぐに理解できませんでした。でも、この作品の吹替をさせていただく。しかも新章で、ということは心からうれしかったですし、身の引き締まる思いでした」と語っていた。

‘22年のドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)の演技で大ブレイクし、ここ数年はドラマや映画にひっぱりだこの人気女優の松本。気合抜群だったが、初吹き替えの評価はというと、一部で“頑張っていた”と奮闘を称える声はあがっているものの、前述の通り酷評の方が多い状況となってしまった。

実際に、日本語吹き替え版を見た30代女性に話を聞いた。

「とにかく最初から最後まで、セリフの読み方がずっと同じトーンで抑揚がないのでどうしても“棒読み”に感じてしまいました。松本さん演じるゾーラは、普段はクールなのですが、危険な場面ではリーダーシップを発揮するというキャラクターだったため、演技のトーンが同じだと松本さんの声だけがすごく浮いて聞こえてしまうのです。松本さんの演技力がどうというよりも、松本さんのキャラクターがスカーレット・ヨハンソンならびにゾーラのキャラクターとうまくマッチしていなかった印象を持ちました」

この“不幸なマッチング”が起こったいくつかの原因について、ある映画関係者は言う。

「スカーレット・ヨハンソンの代表作といえばマーベル映画でのブラック・ウィドウ役。ブラック・ウィドウとして8作品に出演しましたが、いずれもその日本語吹き替えは米倉涼子さんが担当しており、“スカーレット・ヨハンソンの声=米倉涼子”というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。そのため、そのイメージが強い人達にとっては、より松本さんの声が浮いて聞こえてしまった可能性が高い。

また、今回の『ジュラシック・ワールド』では、脇を固めるキャラクターの吹き替えを、楠大典さん、小野大輔さん、高山みなみさんといった錚々たるプロの声優陣が務めていました。そのため、その人達と並ぶと、どうしても吹き替え初挑戦の松本さんの演技が浮いて見えてしまうのは仕方ありません。有名作品の吹き替えに、芸能人を起用することは長年続いてきていますが、相性を適切に見極めないと、関わった人が誰も得をしないという不幸な事態が生まれてしまうのではないでしょうか」

今回の吹き替えについて、「今回はスカーレット・ヨハンソンさんが演じている気持ちを読み取りつつ、でも彼女にあまり引っ張られ過ぎないよう演じました」と語っていた松本。今後、研鑽を積んで吹き替え界でも“自分だけのカラー”を見つけていってほしい。

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