當真あみ「雪風」で待ち続けた“兄”玉木宏と初日舞台あいさつで「初めまして」客席笑わせた

Date: Category:エンターテインメント Views:2 Comment:0


當真あみ(18)が終戦の日の15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、竹野内豊(54)の主演映画「雪風 YUKIKAZE」(山田敏久監督)初日舞台あいさつに登壇。劇中は、玉木宏(45)が演じた駆逐艦・雪風の先任伍長・早瀬幸平の帰りを日本で待つ妹サチを演じたが、劇中で直接、芝居を交わす共演シーンがなく、この日の初日舞台あいさつが「初めまして」と明かし、客席を笑わせた。

「雪風 YUKIKAZE」は、米国をはじめ、戦勝国からも“世界一の幸運艦”などとたたえられ、大日本帝国海軍で沈むことなく終戦を迎えた唯一の駆逐艦「雪風」を、史実に基づきフィクションとして描いた作品。玉木が演じた早瀬の上官・艦長・寺澤一利を竹野内が演じた。

劇中で、サチが早瀬からの手紙を読むシーンがある。そのシーンについて聞かれ「今はスマートフォンというすごく便利なものがあって、話したいと思った時、すぐ声が聞けるし、何なら顔も見られちゃうけど、当時はそういうものはなくて。手紙を送ると、すぐに返事が帰ってくるわけではなくて、時間もかかる、不安な気持ちを抱え…今とのギャップを感じながら演じました」と役作りを語った。

その上で「実際、現場では、玉木さんと1度も、お会いしていなくて…今日、初めましてだったんです。やっとお兄さまと会えた」と笑顔で明かした。玉木から「初めまして」と返されると「皆さん、撮影が終わっていて、お兄さんの映像を見ながら手紙を読むの(演技を)やらせていただきました。会いたいけど会えない距離感と、まだお会いできてないというリアルな距離感が、混ざりながら良い感じでできたと記憶しています」と振り返った。サチが読んだ早瀬の手紙は「その方が魂が入るかな」と気遣った、玉木の直筆のものだったという。

寺澤の妻志津を演じた田中麗奈(45)は、艦長の妻の心情をつかみやすいようにと、小滝祥平プロデューサーから「海軍の家族」という本を借りたという。「1度、海に出たら何カ月も帰ってこなかったり、帰ってきた時にはおうちが引っ越していて、お父さんがビックリしたという、娘さんから見た父親の姿が書かれていた。読んで、すごく参考になった」と感謝した。初共演の竹野内との撮影を振り返り「日々、緊張感はあっても、ホッとしてもらいたい。『ただいま』という言葉も、こんなにうれしいんだと身にしみてやらせていただいた。竹野内さんとは本当に初共演で『ただいま』からご一緒した。緊張して現場に入ったんですけど、柔らかい、温かいたたずまいでいらっしゃる方で、その雰囲気がシーン全体に香り立つ中に私が入らせていただいた。幸せで暖かい時間を一緒に過ごせた」と竹野内に感謝した。

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.