さんま 釜本邦茂さんの死去に沈痛…Jリーグ〝前夜〟から親交「俺のヒーローだった」

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 明石家さんまが16日深夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。肺炎のため10日に亡くなったサッカー元日本代表・釜本邦茂さん(享年81)との思い出話を語った。

 さんまは「俺にとってはこの2か月、長嶋(茂雄)さんが亡くなり、釜本さんが亡くなり。小学校・中学校のヒーローが連続して。長嶋選手、釜本さんを尊敬し、俺のヒーローだった2人なんですよ」と沈痛な面持ちだ。

 さんまは釜本さんと、Jリーグ設立前の「日本サッカーリーグ(JSL)」時代から親交があり「そのころ、われわれはリーグのオールスターの前座試合を『ミイラ』というチームでやってたんですね。Jリーグできるまで。『Jリーグを作ろう』というので、俺らが応援団みたいになってたんです」と振り返った。

 釜本さんは1984年、JSL開幕に向けたポスターで全裸姿を披露したが「2年目のポスターは『さんまに』ということで、釜本さんが真っ裸だったんで『さんまさんも真っ裸でお願いします』って言うて、股間の上にサッカーボールを置いて足組んで、ポスターをやってて」と回想。「俺なんか細いから、釜本さんがその写真見て『お前、体鍛えてないのか?』って。俺、サッカー選手ちゃうし。お笑いやし」と苦笑した。

 さらに釜本さんの活躍について「オリンピックで銅メダル。サッカーが日本なんて全然ダメなころに、釜本・杉山(隆一)コンビで、相手が地元メキシコだった。メキシコが攻めて攻めて、PK外し、ノーマーク2本外し、そしたら日本が杉山さんのセンタリングから、釜本さん。多分、シュート2本だったと思うんですよ、その2本が入ってるんですよ。それで客席のクッションが飛び交い、暴動気味になって。衝撃的な絵なんです、われわれサッカーに注目してた人間には」と懐かしんだ。

 長嶋さんに続くように〝ヒーロー〟が去ったことにショックの様子のさんまは「釜本さんは特に(思い出深い)。Jリーグ立ち上げのために一緒に番組やったり、サッカーやったり。イベントなんかでも、俺は釜本さんの縦パスで国立競技場で1点入れてるんです(87年、ジャッキー・チェンチームvsミイラ)。それが昨日のことのように脳の中には残ってるんです」としみじみ語ると「釜本さんのご冥福をお祈りしたいと思います」と故人をしのんだ。

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