声優・俳優の津田健次郎(54)が16日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に出演。仕事観を明かした。
津田は、1歳から7年暮らしたというインドネシア・ジャカルタを訪れ、半生を振り返った。
日本に帰国後、疎外感があったといい中学生の頃には「流行っているものが全然良いと思えなくて、(自分が)マイノリティだなという感覚があった。でも逆にいえば、その違和感が今の自分の職業に直結したなと思う」と語った。
その後、19歳で劇団に所属するも「あんまり上手くいかず」。生活が安定するようになったのは声優業を始めてからで、「31歳ぐらいからやっとバイトを辞められた。それまで何者でもない、誰も自分のことを欲してないくらい思っていた。それに対してイライラしたり鬱屈したりしていた」と振り返った。
芝居を続ける理由は「好きでやってるっていう感じとは、また違う。やらなきゃいけないことというか、修行みたいなところもあって。人間として本当に全然ダメだから、人間として少しでもちゃんとするように、芝居をしっかりやりなさいみたいな」と仕事観を明かした。
そんな津田は、打ち上げで「上手く打ち上がれない」と悩みを告白。「ほぼすべての現場で、上手くいってもいかなくても、最終的に反省材料みたいのが残っちゃっている」と語り、これにはMCの今田耕司も「修行だなぁ〜」と恐れ入っていた。
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