声優・俳優の津田健次郎(54)が16日放送の日本テレビ「アナザースカイ」で、少年時代や思春期に抱えていた周囲との距離感について語った。
津田の“アナザースカイ”はインドネシアの首都・ジャカルタ。1歳から小学2年生までを家族とともに過ごした同地を、46年ぶりに訪ねた。
好物のナシゴレンを本場で味わうも、微妙な反応。「リアクション、薄いんですよねえ…」と苦笑い。「打ち上げとかも楽しかったことほぼないかもしれない…あんまりこういうこと言うと怒られちゃうな…。うまく打ち上がれないんですよ」などと、意外な一面が次々と語られた。
ジャカルタ時代に通った日本人学校へ。かつて同所では「ノーストレスで過ごした」というが、、むしろ日本に帰国後の暮らしに順応できなかったと回想した。「大阪市内のわりと都会ではあったんですけど、ずっと地元で生まれ育った子たちが圧倒的に多かった。お祭りとかになると、みんな急に地元の子になるから、そういう時にものすごい疎外感を…。疎外されてるわけじゃないけど、“この祭りは自分の祭りではないな”みたいな」と溶け込めない自分を感じていたという。
中学時代も「何か違和感を感じてた。分かりやすく言えば、流行ってるものが全然イイと思えなくて。何となく話を合わせてるだけで、1ミリも良いものだと思わない。(自分が)マイノリティーだなあって感覚は凄く強くはなってました」と吐露した。
「でもそういう違和感は今の自分の職業に直結したなと。映画館に逃げ込み、フィクションの世界はある種あこがれみたいなものだった」と、思春期の記憶を振り返っていた。
津田健次郎 少年時代の疎外感、思春期の違和感を語る「マイノリティーだなあって感覚は凄く強く…」
I want to comment
◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.
Comments