ちょんまげラーメン“最初で最後のM―1”にすべて捧げる「優勝できたらめちゃくちゃおもろい」…インディアンスから改名

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 6月にコンビ名を「インディアンス」から「ちょんまげラーメン」に改名した田渕章裕(40)ときむ(37)。改名から2か月が経過しての現在の気持ちと、コンビ結成15年を迎えたことでラストイヤーとなる「M―1グランプリ」への思いを語った。(瀬戸 花音)

 衝撃の改名から2か月がたつ。TBS系「水曜日のダウンタウン」のドッキリ企画をきっかけに、改名を決断した。

 田渕によると、旧コンビ名は「もともと『(インディアン)ズ』なのか『ス』なのか分かりにくいという声もあった」という。それだけに、間違えようのない新コンビ名に「だいぶなじんできました。覚えられやすいし、改名して悪いことは一つもない」と笑顔。きむも「警備員さんに『ちょんまげラーメンのきむです』っていうのがちょっと恥ずかしいぐらいですね」と手応えは上々の様子だ。

 結成15年目の改名には賛否もあったが、「否があるから盛り上がると思うし、僕は否をエネルギーに変えられるので」(きむ)、「一番面白いコンビ名だという自負があります」(田渕)。その思いを持って臨むのがラストイヤーのM―1だ。

 もともとM―1が好きで組んだコンビ。「芸歴自体がM―1そのもの。M―1に全てをささげている」(きむ)、「一年中M―1のことを考えている」(田渕)と大会への思いは強い。19〜21年は決勝に進出し、21年は3位。だが、その後は決勝に残れず、周囲からは「もうええやん」「いっぱい出たやん」の声もあった。

 それでも、「優勝できなかったら最後まで出続ける」のがコンビの共通認識。「逆にええ感じに何年か決勝に行けてないんで、決勝に初めて行く前みたいな感覚で『やっぱ決勝に出たいよなあ』っていう気持ちになれている」(田渕)と前向きな気持ちで今年も臨む。

 新コンビ名で挑む最初で最後のM―1。目標はもちろん「優勝」だ。田渕は「改名してまた決勝に出たコンビっていない。それができたら快挙ですし、優勝できたらめちゃくちゃおもろいなと思うんです」。きむも「1回戦で落ちるのも、敗者復活から決勝行くのも味わった。どうせならM―1の全部を味わい尽くしたい」と真っすぐなまなざしで同じ目標を掲げた。

 M―1が終わったら「本題から脱線しまくって時間超えまくって、めっちゃ怒られる、そんなネタだけをやるライブをやりたいですね」と田渕。まずはその前に、頂点を取りにいく。

 ◆ちょんまげラーメン NSC大阪校31期生の田渕章裕ときむが2010年10月に「インディアンス」結成。12年、第48回「上方漫才大賞」新人賞受賞。19年、M―1グランプリで決勝初進出。20年、きむが結婚。25年、TBS系「水曜日のダウンタウン」の企画をきっかけに改名。

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