歌手・福山雅治(56)の不適切会合の余波が続いている。
フジテレビの第三者委員会が3月に公表した調査報告書。その中で、フジの大多亮専務(当時)が主催した会食で性的な発言をし、参加した女性アナウンサーが不快な思いをしたという証言があった。18日配信の「女性セブンプラス」の記事によると、調査報告書で「男性有力番組出演者」と記載された人物が、福山だった。
福山の所属事務所アミューズは同日、声明を発表。福山は性的な会話をしたことについて「深く反省しております」と謝罪した。
福山といえば、代表曲「桜坂」をはじめ多数のヒット曲を放ち、ドラマ「ひとつ屋根の下」「ガリレオ」シリーズ、映画「容疑者Xの献身」など俳優としても活躍。〝最強のモテ男〟と称され、2015年に女優の吹石一恵と結婚した際は多くの女性ファンから悲鳴が上がった。
一方、深夜のラジオ番組などで下ネタを連発する〝三枚目ぶり〟な姿もファンの間では有名だ。
ネット上では、今回のフジの不適切会合をきっかけに、過去の下ネタ発言にも批判が寄せられている。そんな中、ラジオ業界は頭を抱える状況が生まれているという。
現在、ラジオ業界は広告収入が堅調。テレビ番組と比べ、ラジオ番組では自由な発言が許容され、タレントの〝素の部分〟を感じられることもリスナーを増やす要因になっていたのだが…。
「最近、出演者の発言に敏感にならざるを得ない状況になりつつある。テレビに比べて生放送が圧倒的に多いし、危ない発言をカットすることも難しい。事前に性的な発言を控えることをお願いするケースも出ている。自由な発言が売りのラジオの良さが危うくなってしまうかもしれない」(ラジオ局スタッフ)
比較的思ったことを好き放題言えるラジオという場を「オアシス」に例えるタレントもいるほどだが、今後はそうも言っていられなくなりそうだという。
「6月にラジオ番組で、田原俊彦さんが下ネタを連発し、女性アナウンサーの手に触れる不適切行為で大問題になったことも大きい」(同)
ラジオの良さは残して欲しいものだが…。
Comments