プログレバンド「KENSO」小口健一さん死去 リーダー清水義央が伝える「まだ受け入れられない」

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 プログレッシブ・ロック・バンド「KENSO」のキーボード・小口健一さんが死去したことが分かった。20日までにバンドメンバーの清水義央が自身のブログを通じて伝えた。

 清水はブログで「皆様に悲しいお知らせをしなくてはなりません。無二の親友、小口健一君が急逝されました」と小口さんの訃報を伝えた。

 「彼と出会ったのは私の記憶に間違いがなければ1983年の秋。約42年にわたってKENSOで切磋琢磨しながら濃密に関わった大切な友でした。とにかく音楽が好きで、私も彼に色々な音楽を紹介したし、彼からもたくさん教わりました」と小口さんとの思い出を記した。

 「清水さん、これ知ってます?」そんな声が今でも聞こえてくるようです。

 流石に最近は数時間で終わっていましたが、若い頃には夜を徹して音楽談義で盛り上がりました。

 もちろん、長い付き合いの中には意見がぶつかることはありましたが、お互い「小口は、ああいうやつだかたら仕方ないな」「清水さんは、ああいう人だから仕方ないな」と乗り越えて、あるいはやり過ごしてきたように思います。

 「病気だという話は全く聞いておりませんでした。私が入院中も何度かメールをくれて、「お見舞いに行きたいんですけど」「ありがとう。でもこの病院、家族以外の見舞いはNGなんだ」「そうなんですか」「気持ちだけいただいておくよ、ありがとね」というやり取り、、、、とDeep Purpleの話をしましたのが、最後になりました。ご家族からお話しを伺うと、本当に急変だったようです」と伝え、「でも今はショックすぎて、元気だった小口君が映っているそれらを観る気になれません。残念だ。寂しい。冥福を祈りたいけど、まだ彼の死が受け入れられない」と悲しみをつづった。

 そしてファンに向けて「KENSOファンの皆様、ぜひ、小口君の独創的な曲を聴き直してみてください。どの曲も、私には絶対にかけなかった“小口ワールド”が溢れています」と呼びかけていた。

 KENSOは1974年、ギタリスト兼リーダーの清水を中心に結成。小口さんは1983年に加入し、現在のメンバーの中では清水に次ぐ古参のメンバーだった。バンドは2000年に米ロサンゼルスで行われたフェス「PROGFEST」に出演するなど、日本を代表するプログレバンドとして知られている。

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