「美しく見せるために工夫している」 オーストラリア人が日本で驚いた風景 「アートのよう」と感じたこととは

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 洗練されている一方で、温かみも感じる日本の街並み。高層ビルやタワー型のマンションなどが立ち並ぶ都会でも、自然を目にすることがあるでしょう。初めて日本を訪れたオーストラリア人は、都会の風景を見て「美しく見せるための工夫」を感じたといいます。いったい、どんな風景だったのでしょうか。

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東京は「見ているだけで楽しい」

 オーストラリア出身のリアムさん。大学卒業の記念として、長期旅行を楽しんでいます。アラブ首長国連邦やイギリスを経て、日本へやってきました。今回が初訪日で、「ずっと来たかった場所にやっと来られた」と、長年の夢が叶ったことを喜んでいます。

 そんなリアムさんは、日本に到着後、都会の街並みを見て、驚いたことがあったといいます。

「東京は街全体がアートのよう。大都会なのに人工的ではなくて、そこに生活があり、とてもリアル。そして色彩が豊かだよね」

 思っていた以上に、日本の都会に彩りを感じたリアムさん。それは、街の中の細やかな部分にも息づいていると気づきました。

「路線バスもいろんなデザイン、色があって見ているだけで楽しいし、ちょっとしたところに花壇もある。美しく見せるために工夫しているんだよね」

 近年、日本を走る路線バスは、さまざまなイラストや写真などがデザインされた車体が多くなりました。また都市の緑化にも力を注いでおり、花壇を設けたり、壁面緑化された建物が増えたりなど、その風景は鮮やかになっています。

 た、リアムさんは、デザイン性に富んだ街並みを見て、日本のアニメ文化とのつながりを感じたといいます。

「オーストラリアでは『千と千尋の神隠し』がとても人気で、ジブリ作品を見たことのない人はほとんどいないと思う。日本に来て、なぜあんなにクリエイティブなものが生まれるか、わかった気がするよ」

 洗練されつつも、独自のデザイン性であふれる日本の街並みに感動するリアムさん。まだ続く旅も、さまざまな驚きや感動が待っていることでしょう。

Hint-Pot編集部

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