佐藤浩市、松本若菜が日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」出演決定「人間と馬の関係をうまく表現できたら」

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 俳優の妻夫木聡(44)が主演を務める10月スタートのTBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(後9・00)に、新たなキャストとして俳優の佐藤浩市(64)と女優の松本若菜(41)が出演することが、20日に発表された。佐藤は「人間と馬との関係を、うまく表現できたらいいなと思います」と意気込む。日曜劇場初出演となる松本も「日曜劇場に出演するのが夢の一つだった」と喜んだ。

 本作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の小説「ザ・ロイヤルファミリー」(新潮文庫刊)が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリー。

 今回佐藤が演じるのは、妻夫木聡演じる主人公・栗須栄治(くりす・えいじ)の人生を大きく動かす馬主・山王耕造(さんのう・こうぞう)役。

 山王は、人材派遣会社・株式会社ロイヤルヒューマンの創業社長で、競馬界では有名な馬主。経営者としては典型的なワンマン社長でありながら、業界の先行きを見通す力に長けており、人との繋がりを大事にする一面を持ち、家族は二の次でどんどん馬にのめり込んでいく。熱く夢を追い続ける山王は、栗須の人生に大きな影響を与えていく重要な人物だ。

 佐藤はこれまでに妻夫木と何度も共演経験があり、プライベートでも親交が深い。そんな2人が本作ではどんな掛け合いを見せるのか、注目が集まる。

 松本が演じるのは、北海道日高地方の競走馬の生産牧場・ノザキファームを父と一緒に経営している野崎加奈子(のざき・かなこ)。小さい頃から実家の馬と触れ合ってきたため、馬の個性や性格を捉える能力に長けており、家族同然に世話をしてきたノザキファームの馬たちに目いっぱいの愛情を注いでいる。栗須とは大学時代の元恋人で、10年ぶりに再会を果たすこととなる。

 今回松本は日曜劇場初出演。主演の妻夫木とは過去に映画での共演はあるものの、同じシーンでの出演はなかったため、本格的な共演は本作が初となる。日曜劇場に出演することが一つの夢だったと語る松本の演技に期待が高まる。

 ▼佐藤浩市 出演が決まった時は、ある意味ちょっと特化したドラマを日曜劇場でやられるんだなという期待と、頑張らなきゃなという気持ちになりました。僕は乗り手役として馬に関わることも40数年あり、多少危険な経験もしましたけど、馬との距離感の詰め方や、馬に乗る楽しさも感じていて、若い頃は競馬自体も随分やっていました。競馬における馬と人の関係性というものは、単純なベットゲームではないですし、馬も勝利を分かると思います。この物語では、ただ馬を生き物として利用することだけに価値を見出すという話ではない、ある種一歩も二歩も先を行った人間と馬との関係を、うまく表現できたらいいなと思います。

 ▼松本若菜 日曜劇場に出演するのが夢の一つだったので、お話をうかがった時は本当にうれしかったです。台本を読むと、枠にとらわれない人たちの情熱が描かれていて、一気に読んでしまうほど面白く、撮影がとても楽しみになりました。馬を愛する人たちが夢に向かって挑み続けた情熱にあふれた物語になっておりますので、ぜひご覧ください。

 

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