女優の木村文乃が主演を務める連続ドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第7話が21日、放送され、ホストのカヲル(ラウール)を殴って階段から転落させた“川原なにがし”こと川原洋二(中島歩)に対し、多くの視聴者が「自首」を勧めた。
「愛の、がっこう。」とは?
連ドラ「白い巨塔」「昼顔」などを手がけた脚本家の井上由美子さんと演出家の西谷弘さんが再タッグを組む完全オリジナルのラブストーリー。すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな壁を越えて引かれ合う姿を描く。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師の小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なカヲルに言葉や社会を教える「個人授業」を実施。次第に距離を縮める2人を、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が襲う。
駆け引きに失敗→自爆にツッコミ
第6話(14日放送)の終盤で、婚約者の愛実がカヲルと「お別れ遠足」をしていたのを尾行した川原は、2人が別れた後、カヲルの前に姿を現し、口論の末、彼を歩道橋の階段前で殴打。その勢いでカヲルは階段から転げ落ち、ビビった川原はその場から逃げ出した。救急隊員が駆けつけ、カヲルはそのまま入院。後日、カヲルを突き飛ばしたことがバレるのではと怯える川原はネットで「三浦海岸 歩道橋 ホスト 転落」と検索し、1件もヒットしなかったことに一安心し、愛実に会って「カヲルってホストとはどうなったの?」と探りを入れた。愛実は二度と会わないと約束したと明言。カヲルをケガさせたことが明るみになっていないことを確認した川原は安堵した。
さらに川原は、愛実の友人、町田百々子(田中みな実)の職場に押し掛け、彼女がカヲルと三浦海岸に出かけたことを伝え、アドバイスを求めた。百々子はたびたび職場にやってくる川原にうんざりだったが「いっそ別れようって言えば? 案外、愛実が追っかけてくれるかもよ」と、彼女なりの言葉で助言した。
後日、川原は愛実と会い、百々子のアドバイスどおりに「僕たちさ、このまま結婚を進めていいのかな?」と切り出し、縁談が愛実を苦しめるなら身を引いた方が良いのではないかと思ったと伝えた。愛実が追いかけてくれることを期待していた川原だったが、愛実の返答はまさかの「分かりました、私も少し冷静に考えてみます」。
自分が想像していた流れにならず、愛実の返事にイラついた川原は「なんだよ、あいつのことうっとり見てたくせに!」と逆ギレし、「お別れ遠足」を尾行してたことを明かした。当然、愛実はドン引きで、川原はなおも「お母さんに聞いてさがしに行ったんだよ、あいつと一緒なら危ない目に遭うんじゃないかって」「えええ、僕悪い? 全然悪くないよね?」と言い訳。この日も、「らしさ全開」で、Xで「川原なにがし」をトレンド入りさせた。
SNSには川原に関するコメントが放送中から殺到。愛実とカヲルが苦しむ展開に、「なにがし、警察行こっか」「とりあえず川原なにがし早く捕まってくれない?」「川原なにがしを警察に突き出してほしい」「川原なにがしを早く通報しよう」「川原は早急に自首して愛美と別れてくださいね」といった書き込みが相次いだ。
また、尾行していたことをあっさりと白状してしまう川原のアドリブ力の弱さにツッコむ視聴者も多く、「川原なにがし、バレるの早くて草」「愛美先生に別れを切り出したら泣きついてもらえると思ってたのにあっさり『そうですね』って言われて自爆してる川原なにがし! バカ正直過ぎん?」といった声も寄せられた。
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