女優の吉田羊が22日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。本名や自身の育った家庭環境について語る場面があった。
俳優になった経緯を聞かれた吉田は「スタートは就職活動の一環だったんですけども」と意外な告白。「学生の時に、就職活動を周りがしている中で、自分が会社勤めをしておるイメージが湧かないなあって思って。“何かやり残したことはないだろうか”って考えた時に、“あ、そうだ、お芝居。テレビでドラマ見るの好きだったな”とか。“トイレで一人芝居するの好きだったな”とか」と振り返った。
MCの藤ヶ谷太輔が「え?学生の頃やってたとかじゃなく?」と確認すると、「違うんです」と吉田。「小さい時から私、おままごと大好きで、中学1年生までやめられなかったんですよ。小学校の高学年になると、どんどん周りが脱落していくわけですよ。抜けていくわけですよ。で、私一人になって、しかも中学生に上がってもやめられなくて、私一生やめられないんじゃないかって不安に思っていたらばお仕事になってしまいました」と明かした。
これに、鶴瓶は「物覚えるのも早かったみたい。お話のテープ、あれ全部覚えてしまったって、『お話出てこい』」。吉田は「 『お話出てこい』!懐かしい。なんでご存知なんですか?」と驚き。鶴瓶は「ちゃんと調べてんねん」と返しつつ「『お話出てこい』っていうNHKのテープがあって。10分か15分あんねんけど、それ全部覚えてしまって、声色も変えてしゃべれる。まだ小さい時やろ?」と聞くと、吉田は「小さい時から聞いてましたね。我が吉田家の、ソウルフードならぬソウルテープみたいな。みんなそれ聞いて育ったんです」とした。
鶴瓶は吉田の8歳年上の姉にリモート取材。その展開に驚きつつ、鶴瓶も「お姉ちゃん、めっちゃええ人」と称賛すると、吉田は「(姉は)5人兄弟の長女です。(姉とは)8つ離れてます。女、男、女、男、女で、私、末っ子なんです。でも、姉も昔お芝居やってたんですよ」と姉が以前、劇団に芝居をしていたことを告白。「(その影響も)あると思いますね。姉がすごく面白くて、朗らかで、ユーモアがあって。本当に素敵なお姉なので、やっぱそこに憧れてた部分もありますね。姉のようになりたいって」とした。
「役者になりたいけどどうしたらいいか?」と聞いたのもその姉だったそうで「『ぴあ』っていう雑誌あったじゃないですか、情報誌。あれの演劇欄の欄外に『はみだしユートピア』っていう三行広告があったんですよ。で、そこに、数ヶ月後にやる舞台の女優さん探してますっていう募集広告があって、それに募集したのがきっかけです」と話した。
さらに、鶴瓶は「お父さん子やったんてな」と聞くと、「そうなんです。父っ子だったんです。母が嫉妬するぐらい」と吉田。「父が長い出張から帰ってきた日に、私小学生だったんですけど、凄くうれしくって父にペタペタペタペタもうまとわりついてたんですね。そしたらお父さんが…。私、本名羊右子(ようこ)って言うんですけど、“羊右子ちゃん、着替えてくるからちょっと待ってなさい”って言って、で、父が自室に入った瞬間にお母さんが鬼の形相で“あんただけのお父さんじゃないのよ!”って言ったんです。それぐらい本当に父のことが大好きだったんです。本気で怒られましたね。怖かったわあ」と笑った。
吉田羊 女優を志した意外なきっかけ「やっぱそこに憧れてた部分もあります」 本名もさらり告白
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