八代英輝氏vs石原良純 広陵問題で意見割れる「問題は根深い」「秋の大会は出ていい」

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 弁護士の八代英輝氏と俳優の石原良純が23日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。夏の甲子園2回戦を前に出場を辞退した広陵高が野球部の中井哲之監督の退任を発表したニュースにコメントした。

 甲子園出場を決めた広陵野球部を巡っては、部員間の暴力事案や学校側の対応にSNS上で批判が沸騰。1回戦を勝ち上がったが、誹謗中傷や同校関係者への脅迫などがあるとして、2回戦を前に辞退した。

 同校はこれまでの体制で今後の活動を続けるのは難しいと判断したとして、21日に中井監督と息子の中井惇一部長を交代させると発表。また1、2年生への調査で「暴力、いじめ等の問題がないことを確認」したとして、この日開幕の秋季広島大会には出場する。

 八代氏は「最初に調査が入っているときに他の事案というものが起こっていると。最初のガバナンスができていないというのが今回のそもそもの問題が大きくなったきっかけだと思うんです」と指摘。

 続いて「事案を収束するためにどんな問題が起こってるのか? きちっと把握してから広報するということが大事だと思うんですけど、それにつまずいた広陵が今回も秋季大会に出たいがために、監督と部長をとりあえず交代させて、ことなかれで大会にエントリーさせるということになってるんだとしたら、問題は根深いなと思いますね」と切り捨てた。

 これを受け、良純は「僕は秋の大会に出してあげるという事には、中井監督以下の広陵野球部の話とは分けて(考えるべき)というか」と訴え、「本来何のために部活があるかと言ったら、教育の一環というか。その中でそういう場所を取り上げてしまうということは、僕はちょっと(抵抗がある)。(大会に)出て行くことでいいと思う。全員が全部暴力体質があるわけじゃないんだし」と八代氏とは異なるスタンスを主張した。

 その上で「中井監督うんぬんについては、今後の調査で処分が決まって来るんじゃないですかね」と分析していた。

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