訪日外国人にとって、本格的な日本食を低価格で楽しめることは、日本の食文化における大きな魅力のひとつです。オーストラリアから初めて日本を訪れたカップルも、母国との物価の違いに驚いたそう。また、母国との味の差も実感していました。ふたりが絶賛した日本グルメとは、いったいなんだったのでしょうか。
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「少し違うところに行こう」と選んだ初めての日本
オーストラリアから日本へやってきた、ウィルさんとアッシュさん。ふたりとも今回が初訪日です。2週間の滞在で、京都や大阪をめぐり、東京観光を楽しんでいました。
訪日の理由について、「私たちの周りには、ヨーロッパやバリ島に行く人たちが多くて、少し違うところに行こうということで日本にしたの」と明かしたアッシュさん。ウィルさんも隣でうなずきながら、これまでの旅程を振り返り、各地で見つけた魅力を教えてくれました。
「京都はすごく文化歴史を感じたし、大阪は道頓堀の近くに泊まったから、ストリートフードもいろいろ楽しめた。大阪は自分にとって一番好きだったかも」
オーストラリアとの価格差に驚き 「寿司ばかり食べている」
そんなふたりが日本で夢中になったのは、おいしい食事。なかでも寿司がお気に入りだといいます。その味と価格に、ウィルさんは衝撃を受けたようです。
「僕たちは寿司が大好きで、寿司ばっかり食べているんだよね。マグロやサーモン、たくさん食べているよ。オーストラリアの寿司とは全然違うし、何より安い。オーストラリアだと今はなんでも高くて、だいたい日本の2〜3倍はかかるよ」
オーストラリアで日本のような寿司を食べると、店によっては150オーストラリアドル(約1万5000円)以上することもあるそう。一方、日本では、本格的な寿司を手頃な価格で味わえる店が多く、ウィルさんにとって、日本での外食は驚くほどお得に感じられたようです。
“本場”の味と価格に大満足のふたり。残りの滞在でも、日本ならではの多彩なグルメを、心ゆくまで楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部
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