女優の高岡早紀(52)が26日、生バラエティー番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)にゲスト出演。1980年代後半のアイドルデビュー時に経験した〝芸能界の闇〟を告白した。
「この世界には全く憧れてなかったです。全然女優さんとか歌手とかになるつもりはなかったんですけど、まあちょっといろいろありまして。流れで…」。こう語り出した高岡は、その「いろいろ」の部分を明かした。
芸能界入りのキッカケは、87年に応募した靴メーカー主催のオーディションだった。「小さい頃からクラシックバレエをやってまして、もしできたらクラシックバレエで留学できたらいいなっていう夢があって、それでやっぱりお金が必要じゃないですか。で〝どうしたらいいかな〜〟と思った時に、そういうオーディションがあったので…賞金頂ける…」
出場者の中で14歳と最年少だった高岡は優勝。公開された当時の写真で、高岡が持っている優勝パネルには、「専属契約」や「ヨーロッパ旅行」のほか、賞金「500万円」の文字が確認できる。ところが留学代に充てるはずの賞金は「デビュー資金になってしまったんですね、どうやら。もらってないんで…」とのこと。
スタジオはどよめき、MCのハライチは「闇を暴こうとしてる!」とツッコんだ。高岡は「暴こうとはしてないです。だから、なんかデビュー資金みたいな感じで…分かんないですけど。もう(所属)事務所も決まってたし、レコード会社も決まってますし。その時に(靴メーカーの)コマーシャルに出るのと、歌手デビューと…とかいろいろ決まってたので、それでもう、流れでなんか…」と説明した。
高岡は88年春、そのCMに故・岡田眞澄さんと出演し、CMソング「真夜中のサブリナ」でアイドルデビュー。同期にはWink、西田ひかるらがいて、10代半ばで人生が大きく変わっていった。
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