水谷豊『相棒』新シーズンへの〝不安説〟一蹴 情熱の裏に「同枠ドラマ」&「元相棒」の存在

Date: Category:エンターテインメント Views:1 Comment:0


 俳優・水谷豊(73)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season24」(毎週水曜午後9時)が10月から2クール放送されることが決まり、ファンを安堵させている。娘で女優の趣里と「BE:FIRST」三山凌輝の結婚報道を巡る騒動などもあり、撮影スケジュールが不安視されていたが、影響はなし。むしろ当の水谷は闘志を燃やしているようで――。

「相棒」は、水谷演じる警視庁「特命係」の杉下右京が〝相棒〟とともに事件解決に挑む人気シリーズ。これまで放送回数計446回を数え、国民的なドラマとなった。

 今年はシリーズ誕生25周年の節目。相棒役の寺脇康文(63)とのコンビは通算11シーズン目を数える。初回は、人間国宝の講談師をめぐる殺人事件が描かれる。

 新シーズンには、特命係の甲斐峯秋(石坂浩二)、野心家の警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)ら長きにわたってシリーズを支えてきた名キャラクターたちも集結するという。

「撮影は7月末にスタートしました。趣里さんと三山さんの件もあり、撮影開始の遅れを心配されていましたが、今年も例年通りに撮影を始めています。『相棒』は脚本から水谷さんとの綿密な打ち合わせを必要とする作品。水谷さんはテレ朝側やキャスティングとも熱心に話し合い、撮影でも変わらぬ〝杉下右京〟そのままです」(ドラマ関係者)

 それでも他の10月期ドラマが続々と発表される中、相棒は遅めだったこともあり、一部のファンから「シリーズが終了してしまうのでは?」と不安視する声が出ていたのも事実。水谷と寺脇は〝73歳&63歳コンビ〟だけに、終わりを意識してしまうのは仕方がないのかもしれない。

 だが、当の水谷は逆に情熱を燃え上がらせているという。その理由の一つは、7月期で放送中の嵐・相葉雅紀、大森南朋、松下奈緒トリプル主演の「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜」だ。「相棒」と同じ〝テレ朝水曜午後9時の刑事ドラマ〟。4月期ドラマで、元V6・井ノ原快彦主演「特捜9」が通算20作目で完結したのと同じ枠だ。

「『大追跡――』は『相棒』と同じ〝警視庁もの〟として今年からスタートしました。初回放送で平均世帯視聴率9・7%を記録し、20日放送の第7話も8・6%と好調を維持している。水谷さんはテレ朝の番組シフトに理解を示しつつも、自身もテレ朝を支えてきた自負があり、〝数字で負けられない〟という覚悟を持っているとか」(テレ朝関係者)

 さらに、情熱をかき立てる別の理由もある。それは〝3代目の相棒〟を務めた俳優・成宮寛貴(42)の存在だ。

 成宮はseason11から13に出演。俳優としての素質を買っていた水谷は当初2年間の出演だった予定を、1年延長させて3シーズンをともに過ごした。

 その成宮は相棒を卒業した翌年の2016年に週刊誌報道などをきっかけに芸能界を電撃引退。しかし、今年3月の配信ドラマで、実に8年ぶりに俳優業に復帰し、ブランクを感じさせない演技で反響を呼んだ。

「成宮さんの演技を高く評価している水谷さんは、ずっと俳優復帰を願っていました。出演へのハードルはありますが、今年復帰したことで『相棒』に単発出演する可能性も出ている。成宮さんが過去に出演していた回が再放送されたり、TVerなどでも見られるようになっていますが、世間の反応も好評で、相棒のスタッフも喜んでいます」(同)

 水谷はさまざまな思いを抱えて、節目の撮影に臨んでいるようだ。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.