秋元真夏「プライベートの私がたくさん詰まった一冊」フォトブック『淡淡(あわあわ)』発売記念インタビュー

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2023年に乃木坂46を卒業してからも、バラエティや舞台など幅広く活躍を続ける秋元真夏。親しみやすいキャラクターと確かな存在感で、多くの人に愛され続けている。

そんな彼女が、32歳の誕生日である2025年8月20日に、自身初となるフォトブック『淡淡(あわあわ)』(幻冬舎)を発売。石垣島・西表島、岐阜・郡上八幡、そして雪深い秋田――季節をまたいで3つの土地をめぐりながら撮影された本作には、旅を楽しむ自然体の姿から、今の心境を綴った書き下ろしエッセイまで、秋元真夏の"今"が余すところなく収められている。

今回の囲み取材では、フォトブック制作の裏側やお気に入りのカット、そして32歳を迎えたこれからの抱負まで、たっぷりと語ってもらった。

――フォトブックの発売おめでとうございます。どんな内容になりましたか?

「ありがとうございます! 今回は1年間かけて3か所を旅しながら撮影しました。その中で感じたことや自分のパーソナルな部分をエッセイとしても残していて、本当にプライベートの私がたっぷり詰まった一冊になったと思います。もちろんファンの皆さんには『このとき、こういうことを考えていたんだ』とリンクして楽しんでもらえると思います。でも、私としては名前は知っているけど詳しくは知らないという方に手に取っていただきたいですね。ざっくりと『秋元真夏ってこういう人なんだ』と知ってもらえる内容になっています」

――タイトルの『淡淡(あわあわ)』に込めた思いを教えてください

「私はあまり『秋元真夏はこういう人です』と強く打ち出すのが得意ではなくて。水彩絵の具をぽたぽたと垂らして重ねていくように、少しずつ自分の色が重なっていき、その色を自分でも好きになれたらいいな......。そんな想いを込めて、淡い響きのあるタイトルにしました」

秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』
秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』

――撮影中の思い出を教えてください

「基本的にずっと楽しかったのですが、特に印象に残っているのは岐阜県・郡上八幡でのお祭りです。初めて地元の皆さんと一緒に踊り、人混みの中で浴衣を着て参加しました。普段お祭りに行くときは、自分で浴衣を着て行くことは少なく、屋台目当てで楽しむことが多かったので、"踊りに参加する"という体験はとても新鮮で、本当に楽しかったです。一方で大変だったのは、秋田県での撮影です。大雪の中、犬と一緒に撮影をしたのですが、本来は長袖・長ズボンの衣装も用意されていたものの、あえてショートパンツを選んで挑戦しました。そのため寒さとの戦いで、膝も真っ赤になってしまいましたが、可愛いワンちゃんと一緒だったので気持ちは温まりました(笑)」

――お気に入りのカットはありますか?

「西表島の海で撮影した水着のシーンです。人がほとんどいない海で、とても開放的な気分でした。これまでは水着撮影の時に少し緊張した表情をしていたんですけど、このときは心から楽しんでいる自然な笑顔が出ていて、とてもお気に入りです」

――撮影に向けた体型管理などはしましたか?

「食べることが大好きなので、正直ダイエットはあまりできませんでした(笑)。ただ、その分『今の自分をそのまま届けよう』という気持ちで臨みました。乃木坂46を卒業してからは一時7kgほど増えたのですが、さすがに増えすぎだと思って調整して、今はプラス3kgくらいです。写真集にはその"ありのまま"の姿が写っています」

秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』
秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』

――アイドル時代の写真集と比べて変化を感じますか?

「出来上がった本を見て、笑顔の写真がすごく多いことに気づきました。乃木坂46時代はかっこいい姿を見せたいとか、きれいに写りたいという気持ちで少し背伸びしていたのですが、今回はエッセイで自分を深く掘り下げたこともあり、本当に旅を楽しんでいる自然体の表情が多いです。普段の私に近い雰囲気を感じてもらえると思います」

――エッセイの執筆はいかがでしたか?

「普段あまり悩みを人に話さないので、自分の内面をさらけ出すのはすごく恥ずかしかったです。良い文章を書こうと迷ったり、普段の自分ともう一人の自分が会話をしているような、不思議な文章になった部分もあります。どう受け取っていただけるか、少しそわそわしながら書きました」

――今回のエッセイは誰かに渡しましたか?

「乃木坂46の後輩に渡すのは、乃木坂時代のことも書いているので少し恥ずかしい気持ちがあるんです。でも最近は、『ヒルナンデス!』でご一緒している南原さんにお渡ししました。番組だけでは深い話をする時間があまりないのですが、この本には"私の説明書"のようなことがたくさん詰まっているので、恥ずかしさもありつつ知っていただけたら嬉しいなという気持ちでさらっとお渡ししたんです。そうしたら、なんと渡した翌日に『エッセイを読んだよ』と声をかけてくださって。あんなにお忙しいのにすぐ読んでいただけて本当に嬉しかったですし、その瞬間に私のこと、すごく知られちゃったのかなと思って、ちょっと照れちゃいました(笑)」

秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』
秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』

――32歳の抱負はありますか?

「つい先日、運転免許を取ったんです。せっかくなのでドライブをして、友達とアウトレットなどに行きたいです。運動神経がないイメージを持たれがちですが、教習所の先生には褒められました。ただ油断は禁物なので、安全第一で運転したいと思います」

――最後にメッセージをお願いします

「まさか自分でも4冊目を出せるとは思っていませんでした。想像以上に"素の自分"が出ている一冊になったと思います。『秋元真夏ってどんな人だろう』と少しでも気になった方に読んでいただけたら嬉しいです」

取材・文=川崎龍也
撮影=東京祐

書籍情報

秋元真夏フォトブック『淡淡(あわあわ)』
発売中

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