女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7月31日、第89話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第89話は1948年(昭和23年)1月、柳井のぶ(今田美桜)と柳井嵩(北村匠海)は中目黒の長屋に引っ越し。共同の手洗いの天井に穴が空いており、嵩は雨に濡れ、のぶは笑いながら髪を拭いてあげる。見つめ合う2人。そこへ世良則雄(木原勝利)が現れ…という展開。
アキラ(番家玖太)は別れがつらい。八木信之介(妻夫木聡)と嵩に促され「のぶさん、ありがとう。いっぱい本を読んでくれて、ありがとう。字も教えてくれて、ありがとう。俺のこと、忘れないでね」と感謝を伝えた。
のぶは再び若松次郎(中島歩)の写真を飾った。共同トイレの天井には大きな穴。のぶは「たまるかー!」と驚き、ずぶ濡れの嵩を拭く。世良は、薪鉄子(戸田恵子)からの引っ越し祝い、布団を届けた。鉄子は地方へあいさつ回り。のぶは事務所に泊まっての電話番を任された。
帰宅した嵩は、のぶとの「ただいま」「おかえり」のあいさつが「夢みたいで」と感激。「もう1回言っていい?ただいま」「おかえり」「もう1回」「もうえいわ!」――。
朝田くら(浅田美代子)朝田羽多子(江口のりこ)だけのはずが、朝田蘭子(河合優実)朝田メイコ(原菜乃華)も旅費を貯めて上京。くらは「物置みたいに、かわいい部屋や」、メイコは「ここ東京やと思うたら、オンボロでも素敵や」。くらは歌舞伎、蘭子は映画、メイコは「素人のど自慢大会」の収録がお目当て。部屋が狭く、立ったままの嵩を、くらは「嵩やのうて、かかしや」と冗談めかした。
嵩は八木宅に泊まることに。その後、羽多子が三星百貨店を訪れ、嵩に中目黒の長屋に帰るように、とお願い。嵩は結婚を反対されるのかと心配したが、待っていたのはサプライズ祝福。メイコは「出来合いのもんやけど、あんぱん」――。
オープニングタイトルバックのクレジットは「朝田のぶ→若松のぶ→柳井のぶ」と“最終形態”に。
SNS上には「ついにOP『柳井のぶ』。感動」「ここから遅咲きの漫画家生活が始まる」「みんな、邪魔しにくんなw」「2人への祝福が目的で上京したんだね。のぶ&嵩、結婚おめでとう」「ウエディングケーキならぬウエディングあんぱん」などの声が上がった。
やなせ氏と暢さんが住んだ中目黒のアパート。共同トイレの天井には穴があいており、史実ベースの展開となった。
「あんぱん」OPも“最終形態”朝田家4人一斉上京のワケ「ついに」「ウエディングあんぱん」ネット沸く
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