アニメ「怪獣8号」第2期(毎週土曜夜11:00-11:30ほか、テレ東系列ほかにて放送/X(Twitter)にて全世界リアルタイム配信/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Lemino・TVerほかで配信)の第14話「次世代の試練」が7月26日に放送された。今話では第1部隊隊長、鳴海弦(CV.内山昂輝)の活躍が話題に。SNSには「#鳴海隊長かっこいい」が多数投稿された。(以降、ネタバレを含みます)
■2話連続で見せ場だらけだった鳴海隊長
最強だけど私生活はダメ人間な鳴海。前話では目を血走らせてゲームに熱中する廃ゲーマーぶりや唯我独尊な職務怠慢ぶりを見せたが、今話でもギャップの魅力たっぷりに活躍。四ノ宮キコル(CV.ファイルーズあい)への平身低頭、全力土下座で借金を懇願したかと思えば、直後の対怪獣シーンでは打って変わって防衛隊最強の実力を証明。群で現れる蟻型怪獣を単騎で蹴散らし、破格の戦闘力を見せつける。
SNSでは、このとき助けた子どもに向けた「生きて帰ってお母さんのスマホで鳴海隊長かっこいいって10回投稿しろ」という鳴海の台詞にかけて、ファンたちが「#鳴海隊長かっこいい」と投稿。また、9号との初対峙でも緊張感は保ちつつ、あくまで余裕の態度は崩さない。
そんな見せ場だらけだった今話の鳴海は、「土下座で部下から金を借りようとする大人、これはダメですよw」「一番くじで散財した我々だ」「戦闘に入った途端のギャップが本当にカッコイイんだ」「鳴海くんに惚れそうで今、必死にストップを掛けてる」「オフの姿とのギャップが良すぎるって」と、ファンの注目をさらっていった。
■カフカの窮地に、怒りを迸らせたキコルが駆け付ける
鳴海が活躍を見せる一方、今話では日比野カフカ(CV.福西勝也)に異変が生じてしまう。あくまで対怪獣兵器としての活用を見込まれて拘束を解かれたカフカにとって、この戦いは自分の有用性を見せるまたとないチャンス。そのためにも戦闘に飛び込むが、力をセーブした部分変身では蟻型一匹にも太刀打ちできず、やはり完全変身を試みる。しかし、変身は失敗し、最悪なことに8号のエネルギー反応を捉えた9号(CV.吉野裕行)がカフカの前に現れる。8号を倒すことが9号の狙いだったのだ。
なんど試みても変身は失敗し、9号に追い詰められるカフカ。しかも、駆けつけようとした鳴海の前にもう一体、9号が現れる。分裂したのか、増殖したのか、想定外の事態に鳴海も足止めをされてしまう。高い知能を持つ9号の罠は、どこまでも用意周到だった。カフカは変身もできず、孤立無援の絶体絶命に。だがそのとき、9号が真っ二つに断ち割られる。駆けつけたのは、全身から怒りと闘志を放つキコルであった。
キコルにとっても、9号は一度殺されかけた因縁の相手。専用武器の斧を構えて、鋭い眼光で9号を睨みつける。前回の敗北を糧に強さを積み上げてきたキコルは、今第1部隊の精鋭たちも認めるほどの戦闘力を発揮している。次回で繰り広げられるであろうキコルと9号、鳴海と9号の戦いを前に、SNSでは「次週はバトル回、楽しみ」「斧を使うキコルン、やっぱかっこええ」「鳴海はまだ全然本気じゃないね、9号相手にも楽しんでるようだ」などのコメントが多数寄せられていた。
◆文=鈴木康道
Comments