“憑依型俳優”吉沢亮主演の映画『国宝』が大ヒット、噂される新たな「オファー」とは《乗り越えた泥酔事件》

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 梨園を題材にした映画『国宝』が公開7週目で興行収入68億円を突破し、異例の大ヒットを記録している。特に、主演の吉沢亮(31)の高い演技力に注目が集まった。

「普段は物静かですが、メイクをして衣装を着ると不思議とどんな役でもハマる。『国宝』ではこの役のために1年近く稽古を積み歌舞伎漬けだったそうです」(映画関係者)

 だが、思い返すと今年初めは失意のどん底にいた。

「昨年末、酒を飲んで泥酔した吉沢は都内の自宅マンションの隣の部屋に侵入し、住民女性が110番。吉沢は陳謝しましたが、影響は大きくアサヒビールのCMを降板しました」(芸能関係者)

 この失態をカバーしたのは所属事務所・アミューズの謝罪対応の上手さだった。芸能ジャーナリスト・城下尊之氏が言う。

「被害者に配慮した初動の丁寧さで吉沢の泥酔トラブルを鎮静化させ、今年2月に公開予定だった主演映画『ババンババンバンバンパイア』も関係者に相談してすぐに公開延期を発表した。この判断が功を奏し、7月公開になった『ババンバ』は『国宝』の大ヒット効果もあり、好調な滑り出しです」

これまでになかった役柄のオファー

 見事にトラブルから復活を果たした吉沢には意外なオファーが舞い込んでいるという。

「シリアスもコメディもできることを2本の映画で証明した。最近、映画関係者からは爽やかイメージだった吉沢さんをミステリの犯人役など“悪役”で撮りたいという声も聞かれます」(同前)

 一方で、売れっ子ならではの事情も。

「正直なところ、『国宝』の空前の大ヒットで使いづらくなった面もある。大手事務所でここまで名前が売れてしまうと、ギャラが高額になる。ある程度の予算がある作品でないと今後彼を起用するのは難しいでしょう」(前出・映画関係者)

 吉沢の売れ方は、酔いも覚める勢いだという。次に憑依する役は何か。

※週刊ポスト2025年8月15・22日号

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