主演ドラマ「放送局占拠」(日本テレビ系)が7月12日にスタートした嵐の櫻井翔(43)が、ピリピリムードを漂わせているという。
7月期では櫻井だけではなく、松本潤主演の「19番目のカルテ」(TBS系)、相葉雅紀らトリプル主演の「大追跡〜警視庁SSBC強行犯係」(テレビ朝日系)と、嵐のメンバー5人中3人の主演ドラマが同クールに放送されている。
制作発表会見ではお互いにエールを送り合うなど和気あいあいとした感じだったが、放送が始まると出てくるのが視聴率だ。
好発進したのは松本主演の「19番目のカルテ」。初回の平均視聴率(世帯)は11・4%で、第2話では11・6%とアップした。相葉主演の「大追跡――」は初回9・7%で、それから8%台をキープしている。
それに比べて低調なのが、櫻井主演の「放送局占拠」だ。初回が6・5%で、第2話では4%台にまで落ち込んだ。
「松本は伝統のTBS日曜劇場枠、相葉の『大追跡――』も元々は『特捜9』の水曜9時枠です。両者とも枠についた〝固定客〟がおり、櫻井は初めから不利だったことは否めません。ただ3人の中で最も視聴率が低かったということは、そう簡単には受け入れられることではないようです」(制作会社関係者)
「放送局占拠」で3作目となる占拠シリーズは大きな話題になるが、そこまで高視聴率ドラマというワケではなかった。そもそもTVerの見逃し配信やHuluでの視聴を重視していた。
「TVerでも『19番目のカルテ』にランキングで負けることもあるんです。視聴率に加えてのことなので、余計にピリピリしている部分があるのです」(同)
「放送局占拠」は盛り返すことができるか。(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
Comments