参院選で大敗したにも関わらず続投を表明している石破茂首相と、自らの学歴詐称疑惑から一度は辞職の意向を示しながら一転して続投を宣言した静岡県伊東市の田久保真紀市長。周囲の空気や「圧」をものともせず、権力の座にとどまろうする姿勢にSNSでは「こんなメンタルになってみたいもんだよ」などとうらやむ声も漏れた。
石破首相は昨年の衆院選、今夏の東京都議選、参院選と大型選挙で議席を減らし「3連敗」を喫したが、7月下旬に「国家国民に対し、決して政治空白を生むことがないよう責任を果たす」と続投の意向を示した。東洋大を「除籍」されていたが、市の広報誌に「卒業」と記載し、学歴詐称疑惑が浮上した田久保市長だったが、7月末に改革を進めるとして、辞職の意向を撤回。一転して続投する考えを明らかにした。
石破首相には自民党内からも辞任を求める声も多く、田久保市長には市幹部が総意で続投に「NO」を突きつけていた。それでも自身の意志を貫く2人の姿勢にX(旧ツイッター)では「鬼メンタル。石破茂と対談して欲しい」「別次元に生きてる人みたいです…鋼のメンタル」「四面楚歌の中ジャイアンリサイタルやるようなメンタル。逆に凄い人なんじゃ無いかと感じてきたぞ。。」「うちの会社の若い衆も伊東の田久保市長くらいの図太さが欲しいね。鋼のメンタル」「石破のメンタルは凄すぎ。自らの決断力も常識を遥か外れて人類とは思えないレベル」などのポストが相次いだ。
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