
イケメンキャラの佐藤大樹と、ぽっちゃり丸顔が特徴の長谷川俊輔からなるお笑いコンビ・クマムシ。2014年、漫才のネタで披露していた「あったかいんだからぁ〜♪」のフレーズでブレイク。同名の楽曲「あったかいんだからぁ〜♪」のCDは、翌’15年の日本有線大賞(有線話題賞)と日本レコード大賞(特別賞)を「W受賞」したことでも話題を集めるなど、一躍時の人になった。
それからおよそ10年。当時ほどTVで姿を見かけることは減ったものの、現在は漫才協会に入会し、老舗の演芸場でネタを披露し続けている。ブレイク当時のことや、再ブレイクに向けた意気込みを語ってもらった。
◆ブレイク当時の最高月収は800万円!

長谷川:やっぱり収入がめちゃくちゃ増えたことですね。月収は一番多かった月で800万円でした。CDシングル『あったかいんだからぁ〜♪』の印税と重なったタイミングで、口座を見てびっくりしました。
佐藤:当時はアルバイトしかしていない状況だったので、突然大金が手に入って僕も怖くて使えませんでした。
長谷川:今思えば、後々番組でエピソードになる使い方をすればよかったと思いますが、実際にできたことと言えば、ちょっといい家電を買ったくらいです。
佐藤:あとは忙しさにも驚きました。テレビ出演と営業が一気に入って、一年くらいは丸一日の休日はなかったと思います。営業のオファーが全国各地から入ったので、移動で飛び回っていました。
長谷川:僕らの場合はそれに加えてレコーディングとか、新曲の打ち合わせとかもあったんで、お笑いだけでブレイクした芸人よりも忙しかったかもしれないですね。
ーー「あったかいんだからぁ〜」ブームが落ち着いてきたと感じたのはいつ頃でしたか?
長谷川:’15年の秋頃ですね。当時、とにかく明るい安村さんが「安心してください。履いてますよ」で一気に売れて、安村さんと入れ替わる形で僕らのテレビや営業のオファーが激減しました。一発屋の宿命といえばそうなんですけど、わかりやすいなぁと思いました。
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