タクシーの運転手に対する脅迫と暴行の疑いで警視庁に書類送検された三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)のボーカル今市隆二(38)が1日、活動自粛を発表した。
事件は今年4月5日、朝方飲食店から友人とタクシーに同乗した今市は、タクシー運転手に「殺すぞ」などの暴言と腕を引っ張るなどの暴行、運転席と後部座席を仕切るアクリル板を殴ったという。事件から約3カ月、今市はこの間、三代目の全国ツアーに出演、ツアーの打ち上げ写真には皆が酒で乾杯しているところにストローを刺したソフトドリンクらしきものを飲む姿も見せていた。
書類送検を受け所属するLDHサイドは、今市の報酬返上と自宅謹慎の処分を含む謝罪コメントを発表。しかし事件が明るみになったことで、過去の女性とのトラブルや酒癖の悪さ、高校時代のバイク通学など、“ヤカラ”感のあるエピソードが続々とネットにあがっている。
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「LDHブランドの根幹を揺るがす最悪の事態。硬派イメージを作り上げてきたLDHだからこそ、ハラスメント行為は絶対NGでしょうし、今どき飲酒は言い訳になりません。ドライブレコーダーの記録もあるので申し開きできない。今回のように不祥事があると、過去のことも掘り返されるので、彼自身だけでなく、他のLDHのタレントの問題が浮上することもありえます」
■トップHIROの影響力が弱まった?
また、初期対応の遅さには批判の声もあがっている。
「事件が4月で、公表せずにコンサートツアーに出演していたことなど、LDHが最悪の対応を選んでしまったことに疑問を感じます。昨今はフジテレビが“中居問題”での対応が遅れたことが社会問題にもなったわけですから。国分太一の一件での日本テレビのように、事態を把握した次点で早急に公表、処分すべきでした。こうした事態が起こるのは、トップの力が崩れつつある現れでもあり、LDH代表取締役社長であるHIROさんの影響力が及ばないところにきているのかもしれません」
EXILE ATSUSHI(45)は矯正支援官や警察庁の特別防犯支援官をつとめるなど、慈善事業にも注力。LDHグッズが目黒区のふるさと納税商品になるなど、同社は公的活動も盛ん。“見た目はヤカラっぽいのに礼儀正しい”がモットーだったLDHだが、そのブランドイメージに与える今市の行為の影響は、あまりにも大きい。
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