日本人にとっては当たり前な光景のなかには、外国人が驚きや感動を覚えるものもあります。ドイツからやってきた2人組は、普段の生活と日本の日常を比較し、「優れている」と感激したことがあるといいます。いったい、どんなことなのでしょうか。
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日本で3週間の旅を満喫
ドイツから日本を訪れた、マットさん。ドイツ在住でアメリカ人のクリスチャンさんとともに日本旅行を楽しんでいます。3週間の滞在を予定していて、沖縄本島と座間味島、京都、神戸、伊豆などをめぐり、最後に東京へやってきました。
マットさんは8年ぶり2度目の訪日。「1度目に来たときに良かったから、クリスチャンが行くと聞いて一緒に来ました」と、初訪日が好印象だったことが旅の決め手になったようです。
一方、今回が初めての訪日だというクリスチャンさん。「短い間だったけれど、父が日本に住んでいたことがあって、見てみたいなと思っていたんです」と、念願の日本行きが叶った喜びを語ります。
日本旅行を満喫するなか、マットさんには母国と比較し、感動したことがありました。それは、日本の公共交通機関です。
「日本の公共交通機関は大変優れていますよね。ドイツにも新幹線のような高速列車はあるけれど、頻繁に遅延するんです。日本の公共交通機関には全幅の信頼を置けるし、なおかつリーズナブルな料金だと感じています」
日本の公共交通機関は、世界的にも高い評価を得ています。時間の正確さや安全性に加え、遅延が発生した際の駅スタッフのきめ細かな対応などに、日本ならではのホスピタリティを感じる外国人観光客も少なくありません。マットさんも、サービスに対するコストパフォーマンスの高さに、驚きを隠せない様子でした。
母国との文化の違いに触れるたび、日本への理解を深めているマットさんたち。残りの滞在でも、違いを楽しみながら、日本のさらなる魅力を発見してほしいですね。
Hint-Pot編集部
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